影響をどう与えていくか。
社会的な生き物である人は、「誰か」ためになっていることを望みます。小さくても何かしら影響を与えて誰かのためになっていくこと。
どうやって人に影響を与えるか、面白い投げかけです。
閑話休題。
税理士xブロガーの先駆けである井ノ上陽一先生の活動について、TEDの“How to start a Movement”がまさにその動きを説明してくれていると感じました。
昨日ご紹介いただいたため、先生のファンの方も少しご訪問いただいています。おそらく先生の活動のご興味があるでしょう。
あなたが、参加者になることへのアイディアを共有いたします。
How to start a Movementの考え方
理解には字幕ありの動画を見ると早いのです。時間があれば動画をみてください。概要は下にも記載します。
リーダーシップと影響をどう与えるかの成り立ち
- 最初にリーダーが立ち上がって嘲笑される必要がある
- そこに続くフォロワーが重要な役割を担っている
- ⇒『みんなにどう従えばいいか示す』
- ⇔リーダーは彼を対等扱う
- リーダーが複数になる
最初のフォロワーはリーダーシップの一形態
最初のフォロワーは過小評価されていますが、実はリーダーシップの一形態です。
「フォロワーが一人の奇人をリーダーへ変える」と説明しています(私にとって先生が奇人と全く映りませんが)
目立つだけでも勇気がいる。
そして次に、フォロワーがフォロワーを真似る。リーダーを真似るだけでなくです。
参加することではなく、参加しないことが嘲笑されるようになる
ここまでくると、参加することが変人でなくなります。もはや参加しても嘲笑されることがなく。今度は参加しないことが嘲笑されることになります
急げば、イケてる一部の人になれる可能性もあります。
こういった趣旨の話です。
「社会運動はどうやって起こすか」の訳はちょっと違う
ちなみに、「社会運動」と訳されているのはちょっとしっくりきません。意味を限定しているので、違う雰囲気にも聞こえてしまいます。
さりとて日本語でピッタリは来るものがなかなかありません。「ムーブメント」と書いて逃げたいですが、訳とは呼べないですね。結局、選べるなかでは上質といえるのでしょうか。
上記では、本投稿の趣旨に合わせて「影響の与え方」としてます。
自分開示をしないことが、次第にイケてなくなるか?
ブログMovementがすでに立場逆転を起こしているか?
上記のMovementが起こってくれば、そのうちブログをしないことがイケてなくなります。が、ブログ更新のハードルの高さから、なかなかそうはなっていないようです。
井ノ上先生のブログの(平日or毎日)更新のムーブメント。今はどれくらいのところに来ているのでしょうか。2000年中盤を第一次ブームという表現している方も拝読しました。
それから10年も過ぎています。10年経ってもブログ更新の難易度は変っていないようです。
ブログx税理士がレッドオーシャンかどうかというと、通常ブロガーと比べてそこまで増えていない実感です。
ブログ1年継続率(月1更新)は40%程度
2009年の政府調査になりますが、あるブログが今アクティブな場合にその1年後にアクティブな割合は40%程度となっております。
統計が古いのは、ブログという形式が残念ながら政府統計の興味の対象ではないためアップデートされていないからです。
調査上の分類は以下の通り。平日or毎日更新となれば、上記の割合は格段に下がるでしょう。平日or毎日ブログ更新をされていれば、アクティブなのかは疑問です。ただ、月一を超える投稿をしていれば、中央値くらいは超えることができるという示唆にも聞こえます。
- アクティブブログ:1箇月に 1 回以上の頻度で継続的に更新
されているブログ - 非アクティブブログ:継続的な更新が行われなくなったブログ
- 削除ブログ:ウェブ上からなくなったブログ」
アクティブブログが増えていない⇒レッドオーシャンではない
1ヶ月に1回以上更新したブログをアクティブブログと定義しても、そこまでアクティブ数は増えません。下記グラフでは公開ブログ数は増えても、アクティブブログは定常性を示してます。
ですから、今からブログを始めてもレッドオーシャンに飛び込むものだというのは、違います。
アーカーブもありますが、商売とブログを結びつけるのであれば、古いことはや更新していないページは人間にとっての評価が下がります。
ブログスタイルの政府分類
政府調査上のブログスタイルにの分類も載っておりましたので掲載しておきます。
ブログの方針に悩んでいたりネタが見つからない方は方針の類型として見てみてください。
出典
ブログの実態に関する調査研究
~ ブログコンテンツ量の推計とブログの開設要因等の分析 ~ 平成 21 年 3 月
総務省 情報通信政策研究所
井ノ上先生とフォロワーとリーダーシップ
影響力の話しに戻ります。
今回行っているのは、ブログx税理士という形で踊りだした先生の影響力の波を、”How to start a Movement”というTEDの考え方から共有してみることです。
この動画自体はフォロワーを褒めるための趣旨
この動画のポイントは、動き出すリーダーシップではなくその(最初の)フォロワーを褒めているところです。
フォロワーへの称賛を言語化することによって、ムーブメントの作り方への参加の仕方や大切な役割を再認識させてくれています。
最初に踊りだす一人は称賛に値する
動画の中では最初に踊りだす一人になることはさもないことのようにさっと流しております。
ただ、よくよく考えれば最初の一人になることはとてつもなく難しいです。
だからこそ、皆さんに影響力を与えている井ノ上先生をすごいと感じます。
フォロワー⇒リーダーの方もすごい
また、先日の書籍を書かれた先生方もこの動画によればリーダーです。すごい影響力だと考えます。機会を見つけて先生方のセミナーにも参加したいです。
影響力を与えたいとの井ノ上先生の言葉通りの影響力
先日お会いした際に、「影響を与えたい」ということをおっしゃっておりました。その言葉通りの体現をされております。
「影響力」というキーワードも意識していきたいです。
【編集後記】
昨日井ノ上陽一先生にご紹介いただき、おそらく100人は下らない新しい方たちに閲覧いただきました。ありがとうございます。ブログの効果知りたい人のために、現在の試行もそのうち掲載できればと考えてます。
【昨日のはじめて】
子どもとメロン
【子どもと昨日】
保育所へのお迎えが今日は遅かったためか、少しご機嫌ななめでした。気分転換に気温が引いた夕べにベビーカーでお散歩です。
のんびりするよりも周りが気になるのですぐに抱っこしてほしい様子。抱っこしたまま30分くらいのお散歩でした。
ちなみに、子どもとメロンを食べましたが、あまり気に入らなかったみたいです。シャケご飯の方が好きでした。