すでに次の新卒採用が始まっています。
2022年卒の学生用のインターンはオンラインを含め
実施をしていますし、対策をして直接の
インターンをしている会社もあります。
新卒採用は、2021年3月は2週間ほど開始が早まる
(就活サイトのオープンが早まる)予定です。
そして、採用環境はいわゆる売り手市場から買い手市場に
移っていくことが予想されているのは、数年後の経済環境を
読めないからでしょう。
しかし、一般的な優秀そうを採用するのは、
買い手市場であっても難しいです。
上申しても、予算が出ない場合が多い。
そんなときオススメなのは、クレドを作ることです。
クレドとは?
最近たまに、クレドという言葉を耳にします。
クレドは、ラテン語でCredoと表されます。
ラテン語時点で調べれば、
1 to trust, to entrust
2 to commit, to consign
3 to believe, to trust in, to rely on, to confide
4 to suppose
5 (money) to lend to, to make loans, to give credit
6 to believe, to think, to accept as true, to be sure
の辺りが出てきますね。
「信念」や「信条」と訳されることが多いです。
企業でいえば、「その組織が大切にするところ」と
いった辺りでしょう。
ジョンソンアンドジョンソンが使いだしてクレドは
有名になっています(「我が信条(Our Credo)」)。
似た言葉の企業理念との違いを表せば、
企業理念は企業の存在価値を表したものです。
では、クレドはといえば、この企業理念を
従業員と共有するために作られたもので、
より具体的であることが多いです。
ジョンソンアンドジョンソンの場合は
ちょっと長めの文章になっています。
自分に合うものを求める時代
クレドは、従業員向けの理念ということを確認しました。
自分に合うものを見つけることに価値を見出す時代。
合うことの確認として、このクレドは応募者の道標になります。
中小企業では、こういった信条を決めると
問題に対して柔軟性を失うと考えられがちです。
また、経営者の裁量が減るため好まれない傾向もあります。
しかし、ルール化や明文化しているかどうかで
その印象がかなり変わります。
明らかにすることで社内での暗黙知を明らかにすることもできます。
明らかになっていないことを求めてくれる人はあまりいません。
新卒採用は特に、そこまで深くまで突っ込んで聞く人よりも
提示された情報を元に考えることが多いです。
情報検索力が足りないなどというツッコミを入れる方もいますが、
今どきの学生の行動をわかっていないといえます。
予算ではなく、調整力が試される
クレドを作ることがいいのは、予算がかからないことです。
(外部コンサルを使う場合はかかりますが)
なにせすでに社内にあることを明文化することが目標だからです。
とりあえず作ってブラッシュアップしていきましょう。
大まかに作るなら、まずは聞き取りをします。
経営層、中間層、若年層などのまとまりや
いくつかの部署について聞けるといいです。
中小企業だと、そこまでシステマチックにまとまりを
作って聞くことができないでしょうから、
適当なまとまりを3つくらい作って聞くことで十分です。
例えば、自分で作る、現場で活躍している人で
3つ程度聞き取りすれば、大きな方針は見えてきます。
あとは、採用のコンセプトとどうやって合わせて
魅せていくかを考えていきます。
採用の予算も削られていくでしょうから、
予算をかけない動きを視野に入れて、取り組んでみましょう。
【編集後記】
初めて岡崎公園に。
少し足を伸ばしているつもりが、地元の知り合いとばったり会いました。
【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【子育て日記(3歳)】
広い場所が楽しかったのか、あちらこちらを走り回っていました。
犬の散歩をしている人も多くて、
ちょっとわんちゃんとお話もしました。