採用関連の仕事をしていると、他部署が採用に関して真剣でないことに嘆いている人事の意見を聞きます。
これは人事関連の仕事をしている人が採用に特化し慣れてきているからこそ感じることです。
他部署は他部署で、他に仕事があり採用に集中できていないのです。
企業は集合体です。鶴の一声で決まることばかりではありません。
採用の意見調整は人事の仕事でしょう。
もくじ
なぜ他部署の意見調整を自分がやらなあかんの?と思ったら合意形成が求められている
人事が人を選ぶというよりも、その部署がどういう人がほしいのかがベースで人を選びます。
その部署が主役なのですが、なぜかたまに人事に強く意見を求める人が社内にいます。
その部署で意見がまとまらないとき、入って意見をまとめることも人事の価値でしょう。
なぜこの仕事がこちらに来ているのか疑問に感じる人事もいます。しかし、合意形成ができなければ仕事が進みません。
日本企業への批判も聞きますが、別に経営層が指示して意見がまとまりにくいわけではないです。日本人が多数集まった際は、ハイコンテクストのためちょっと手の込んだ合意形成の仕事が発生するのです。
面接官が何か適当だと感じたら? 採用フロー上、審査に重複がないか見よう
採用において無駄なプロセスがないかを見直しましょう。現場の人はよく見ています。今自分がどの役割を求められているか、この役割をしても無駄かどうかというのは案外見られているのです。
だから、面接官がなんとなく適当と感じる場面があったら、採用フローをもう一度見直して見ましょう。
面接官が適当なのか、面接官が自分の役割を理解していないのか、その面接官が実は採用フロー上不要なのか。どこかに変えるべき何かが潜んでいます。
なぜ他のそんなに採用に対して適当な対応なの?と疑問を持ったら成長している証拠
通常の社員であれ、役員であれ、採用の仕事に完全に精通している人は多いわけではありません。
他の人が採用に対して適当と感じたら、実は自分が成長している証拠かもしれません。
プロフェッショナルの目線を持っているからこそ他の人の適当さが感じられるようになります。
また、社内であれ社外であれ、他の人がやらないサービスを提供することが価値と考えれば、他の人がどういう態度を取っているかは問題ではなくなります。
他の人の仕事の適当さにどういう価値を与えられるか、機会を見つけて考える機会にしてみてください。
【編集後記】
他の人が頼りないと感じたら、ちょっとその分野で抜きん出きているという証拠かもしれません。
【昨日のはじめて】
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【子どもと昨日】
蚊に刺されて帰ってきます。かゆがったりしないのですが、結構大きくプックリ腫らして帰ってきます。体温が高いし蚊にも気づかないので刺しやすいのでしょう。
なにやら対策がないか考え中です。