複業をする際には、他の人と違いを作っていくべきです。
専門性をつきつめて一つのプロになる。一本槍を持ってその専門性で社会を生き抜くようなキレイなキャリアを選べることは理想です。
ただ、みんながそのようなキレイなキャリアを進めるわけではないのです。
全く関係がないことを経験したり、キャリアを見ても筋が通っていないようなことをしなければならないことをしなければならない。こんなことはよくあることです。
だから、ピュアなキャリアではなくアクが味になるような雑種キャリアを積極的に肯定しましょう。
キャリアはキレイに作りたい
多くの人は、キャリアをキレイに作りたいです。今持っているキャリアがキレイであればあるほどそのままキレイなキャリアを続けたいです。
誰も回り道をしたくはない。
目的が決まっていればそこへすぐにたどり着きたいですし、職人気質のように初志貫徹しあなた自身にも周りの人にも一貫性があるようにしたい。そういうのは基本欲求です。
だから、うまくいっている人はそのままキレイに、そうでない人でもできる限りキレイにしたいものでしょう。
キレイなキャリアはスペック勝負
キレイなキャリアの問題は、スペック勝負に陥りがちだということです。
百貨店の棚に並んでいる商品のように、キレイなキャリアはスペックがはっきりしており比較点はそれしかない。
あなたが悩んだり、回り道をしたり、立ち止まったり、一生懸命選択することも、なんら違いとして認識されないのです。
憧れるキレイなキャリアは、競争が激しい世界となります。
あなたを売るなら雑種キャリア
あなたが自分自身を商品として売り出すのであれば、雑種キャリアがオススメです。
ここでの雑種キャリアとは、「思う通りにキャリアを進むことができずに回り道をして二つ以上の種類の仕事と組織を経験している」としておきます。
二つ以上の仕事と組織の経験をすることで、単純なスペック比較ができなくなります。
他の人と提供するサービスが同じであっても、気持ちをわかってくれる人に仕事を頼みたいと考えるなら、雑種キャリアの方が良さが出ます。
経営者が向き合うのは理想気体の動きではなく、実在気体の動き
雑種キャリアが良いところは、現実の動きをとらえやすくなることです。
理想的な環境で出てくる理論的な答えは、組織では何の役にも立たないことが多いです。現実世界の問題は、論点が複雑に入り混じった実在気体の動きのようなもの。
専門性を一本で深掘りできなくても、複数の専門的な知識をある程度蓄え、複数の組織の状況を理解することで相対的に何が必要かを理解しやすくなります。
企業文化を求める意味ではプロパーを求める経営者が多いことも事実です。しかし、雑種キャリアは雑種キャリアの良さがあります。
まとめ
キャリアはポジティブにとらえましょう。そして、雑種キャリアになった場合にもその良さを活かしたピーアール方法があります。
複業にも活きるキャリアの手法です。仕事選択の参考にしてみてください。
【編集後記】
ブログの改修も少しずつ始めます。読みやすいように毎日の積み重ねをしていければなと。
【昨日のはじめて】
大阪ティラミス
【子どもと昨日】
子どもの秋冬の帽子を探しに街へ。子ども用ということでも、けっこういい値段します。帽子は写真にも頻繁に写るし、有り合わせで対応するのかかわいいのを選ぶのか、悩ましいです。
結局、見た目と機能性を優先して選びました。
寝起きだったせいか、新しい帽子はあんまり馴染まずかぶせてもすぐに脱いでしまったのですが、まあ、そのうち慣れてもらえるかなと。