ZEH補助金認定の設備費用と認定過剰品質の考え方

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当然といえる住宅建設を考えた際には、いくつも公的補助があります。その中でも住宅の性能を上げたら補助をしてくれる制度があります。こういった制度は本当にお得なんでしょうか。改めて考えてみます。

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補助金がお得という広告

家を買うときに気になるのが補助金です。市町村が年齢を対象に利子を補充してくれる制度もあります。

一方で、こんな広告も多いです。

ZUU online
【第5回】 エコな住宅には補助金がつく!ZEHとは | ZUU online 経済産業省は、「2020年までにハウスメーカーなどの注文一戸建ての過半数でZEHを実現すること」を目標に、積極的な普及に向けた取組みを行っている。

広告を見ていてきになるのは、その設備基準にするのに一体どれくらいの費用がかかるかということです。

利益はいつも差額概念

利益はいつも差額概念です。収入が入り、そこからかかった費用を差し引いて利益です。

上記で言えば、115万円得るための追加の費用は115万円以内でおさまるのだろうかということです。また、115万円以内であっても住宅資金はたいていの場合借りています。借り入れの金利も増えることに当たります。

 

例をあげます。確かに、耐震等級3を取れば、フラット35の金利優遇を得られますし地震保険料も永続的に割引を受けられます。しかし、耐震等級を得るためには耐力壁が必要です。吹き抜けや大規模なリビングに梁(ハリ)や壁を設けるよう強いられることがあります。

費用もしかり、デザイン的な制限もかかってくるのです。

 

どちらがお得かは、係る費用を考える

補助金をもらうことが全ての場合でお得という広告を見かけがちです。しかし、本当にお得かどうかはそれに係る費用がいくらなのかを算出しなければいけません。

長期優良住宅の認定を受ける場合、積み立てを強いられますし、その話の流れでハウスメーカーなどと長期の保証契約を結ぶこともあり得ます。契約してはいけないということでありません。必要のない契約をすることが良くないのです。

家を建てる際には決めることが多々あります。その中で一つ一つ判断をしていく難しさはありますが、無駄なことを少しずつでも省かなければ住宅建設まではいきつきません。

 

お得を受けようとすれば、その費用がかかります。なかなかフリーランチなこともありません。この先の家のメンテナンスや金利負担のことまで含めて公的な認定を受けるかどうか考えてみましょう。

 

【編集後記】
東京は昨日雪で大変だったようですね。大阪はあまり影響なく、雨で少し寒いなという程度でした。

【昨日のはじめて】
確定申告作成コーナー

【子どもと昨日】
車に乗ると、よく外を眺めています。窓の手触りが気持ちいいのかよく触ってます。そして、気がつくとよだれのついた手で窓を掃除してくれます。かなりベロベロでびっくりしますが。

単なる移動、子どもは退屈ですよね。色々なものの感触に触れる機会になってたらいいです。

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