住宅や土地の固定資産税評価が正しいかを自分でチェック・比較する方法

縦覧の申請書

土地や住宅について、固定資産税という税金が課されます。

納税する人が計算をするわけではなく、固定資産税の納税額は市町村が計算をして納税額が決定します。

ほとんどの人は、その納税額が正しいかどうかについてあまり検討しないものです。
しかし、その納税額が通常の計算よりも多すぎるということで争いになった場合もあります。

一度は自分で確認をしておくべき情報でしょう。

固定資産税の額が正しいかを確認をする際に、 用意していったほうがいいものについてまとめてみます。

縦覧の申請書

もくじ

周りの建物や土地と評価額を比較してみる(縦覧制度)

固定資産税の価格を比較する制度(縦覧制度)

自分が持っている建物や土地の価格の評価をする制度を縦覧といいます。

縦覧は、所有している建物や土地の周りにある建物や土地について、その評価額を記載した書類を比較する制度です。

どこで比較書類のが閲覧できるか

その所有している建物や土地がある市役所の固定資産税の窓口において、閲覧することができます。

閲覧する場合は、身分証明書が必要です。
課税明細書(市町村から送られてくる税金の額の通知書類)を持っていくと何かのときに確認がしやすいです。

比較を閲覧できる期間は?

おおよその場合、4月中が閲覧できる期間です。

厳密には、最初の納期限の日までなので、閲覧の締切には注意しておきましょう。

2020年は新型コロナウィルスの影響があって、閲覧期間が5月中まで延長されている市町村もあります。

比較した書類を閲覧できる人は?

基本的に、比較した書類を閲覧ができるのは建物や土地の所有者です。

それ以外の人が閲覧をしたい場合は、委任状が必要です。

市役所に比較をしに行くときに追加で持っていった方がいいもの2点

価格の比較書類は、身分証明書を持って 市役所に行けばすぐに見ることができます。

しかし、自分に役立てるためには少し用意をしてから行く方がいいです。

メモと筆記用具を持っていこう

比較書類を見ることができる場所で、おそらく面はあります。
しかし、自分のメモも念のため持っていったほうがいいです。

スマホも使えなくはないのですが、会場では写真撮影が禁止になっていることが多いです。
そうするとスマホを取り出して使うことがしにくい場合があります。

念のため持っていっておきましょう。

公図

公図を持っていくと、比較がしやすいです。

公図は、法律上の住所を記載したものです。
普段使う住所とは少し違う番号が振ってあります。

例はこちらです。

クリックして001267643.pdfにアクセス

自分の土地だけであれば、納税通知書や閲覧をする会場で取得することができる名寄帳というもので確認ができます。

しかし、今回は比較をすることが目的ですので自分の土地の周り・自分の専門を回りの法律上の住所確認したいはずです。

だから、公図を取っておくとと便利です。

計算機

計算機を持っていくと、単位面積辺りの価格を比較しやすいです。

スマホを取り出しにくい場合も想定して、気がつけば持っていっておきます。
会場でスマホを出しても文句は言われないので、スマホも使えないことはないでしょうが、その場所による可能性を考慮しております。

評価する対象

土地

土地については、同じ道路に面しているとおおよそ同じような単位面積の評価額になります。
比較の場合は、用途が同じものを選びましょう。

近くにある田んぼと自分の住宅を比較しても

建物

獲物は、近くに建っていても評価額が異なります。
それは建物構造であったり付いている設備が違うことがあるからです。

想像しながらおおよそを比べるということにしておきます。

ただ、外から見えない特殊な設備がある場合の評価額は間違っている場合があります。
工場の評価で間違っている場合や明らかに用途が違っている場合は評価額が正しくない場合があるので、主分類に気をつけておきます。

 

比較すると納得感が出る

この比較制度を利用しなくても、税金を納めることには問題がありません。
しかし、折を見て比較をしておくと税金の額に納得感が出ます。

意外と、会場は混んでいません。

何か土地や建物を購入した際には、一応確認しておくと良いですね。

 

【編集後記】
自主的に休みをとって、外出の回数を下げています。
「なんで休んでいるのか?」とまでは言われませんが、新型コロナウィルスへの対策は、立場によって温度感の差があるのを感じます。

【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○

【一日一新】
固定資産税 縦覧制度

【子育て日記(2歳)】
子ども用の遊具で、少し高く怖そうなものに挑戦をしました。

大人では入れないような小さなものだったので、ちょっとだけサポートするのに折りの中の動物の気分が味わえました。

最初は怖かったようですが、少しずつ慣れて次第に自分だけで遊んでくれました。
学びと成長が子どもは早いですね。

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