漢検9級は、小学校二年生の範囲の漢字です。早期に受けさせるかどうか、そもそも受けさせるべきかどうかは議論ができるかもしれません。ただ、やり方によって試験は面白いイベントにもできるので、楽しみの一つにもできます。
小学校1年生の漢検9級の受検についてまとめます。
なお10級についてはこちらに書いています。
合格率と対策・期間
合格率
合格率
2022年の合格率を見てみます。
概ね9割くらいの合格です。
2022年 | ||||
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第1回 | 20,530人 | 19,994人 | 18,154人 | 90.8% |
第2回 | 21,627人 | 20,524人 | 18,295人 | 89.1% |
第3回 | 40,895人 | 38,932人 | 35,379人 | 90.9% |
10級よりも合格率は下がっています。
きちんと対策は必要です。
2022年 | ||||
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第1回 | 16,914人 | 16,118人 | 15,589人 | 96.7% |
第2回 | 16,548人 | 15,324人 | 14,424人 | 94.1% |
第3回 | 34,020人 | 31,908人 | 30,288人 | 94.9% |
基礎対策
コツコツ行えば3ヶ月くらいで、合格レベルになります。
3ヶ月というのも、それほどみっちりやらなくても、コツコツ小分けにで足ります。
10級の対策などで漢字に慣れているかどうかにもよる印象ですが。
漢字のテストのため、漢字の「とめ・はね・はらい」がきちんとできているかを見ないといけません。
全体を回した後に、テスト後で、細かい「とめ・はね・はらい」をチェックしていました。
対策内容
こちらのドリルで最初に全体の漢字を学びました。
10級(1年生)にくらべて、同じ漢字でいくつか読み方が増えます。
「細かい」「細い」など、練習量が足りないと、でてこないようです。
しかし、もっと漢字力までは、今回やめました。
小学生が基礎として学ぶべき漢字の範囲として、ちょっと細かい論点までおさえすぎかなと。
漢字をしっかりと学びたい方にはいい論点です。漢検9級を受けるには、傍論も出過ぎです。
今回は、最初の問題集を解いた後、漢検の過去問を解きました。問題慣れをしておくのと、過去問が一番の対策になるので。
時間を置きながら、3周させています。
2周でも、合格点には達するので、時間のない方は、最低2周解いてもらえば大丈夫です。
9級レベルだと100%解いてほしいという親御さんもおおいかもしれません。
その場合は、3周しておくといいです。
受検の様子
子どもに熱心な親御さんや塾の課題として来ていることを話している親御さんがいました。
うちの子は結構ドライで、席を見つけた後は「行っていいよ」という感じでした。
さっさと外に出て時間つぶしです。
6月だったからかもしれませんが、終了時に迎えに来ている父母で廊下がいっぱいになります。
可能であれば、少し離れた場所で待ち合わせ場所を決めて、そこに来てもらうのがいいです。
離れて不安かもしれません、ドア前のごった返しでは、それこそすれ違う可能性もあるので。
親にも達成感
子どもの手応えとして、うまくいった様子です。
子どもが喜んでいるのもそうですが、こちらとしても達成感になりました。
あまりこういうのがエスカレートすると、教育熱心すぎる親になってしまって、子どもに負担になるんだろうなと。
適度に自由にさせつつ、負担にならないようにぼちぼち続けさせるように注意は必要です。
繰り返しですが、うまくいったことは、親にとっても達成感になります。親としても、こういうときにちょっと喜びを味わっておくといいです。
本人の自信
親の達成感は副次的なものです。それよりも、本人の自信になるのはいいことです。
先取り学習をさせすぎる弊害があるのかもしれませんが、努力して結果が出ることを味わえるのは、次のモチベーションにつながります。
本人も、受検後に合格しているのが分かったのでしょう。
すぐに、「8級やりたい」と言ってきています。
教材は手配したので、翌日から少しずつ一緒にしてみるつもりです。
教材の工夫を入れつつ。次回も試してみます。
【編集後記】
庭に蜂が水を飲みに来ます。
見ていて楽しいのですが、子どもが刺されるとまずいなと、ちょっと囲いをしてみたり。
水も分けつつ、共存できるといいなと。
【運動記録】
ストレッチ○
【子育て日記(息子7歳1ヶ月、息子3歳6ヶ月)】
兄を待っている間に、下の子と近くを散歩しました。
虫がいたり自然があったりで、意外と楽しめた様子です。
こっちも、子どものいい写真・動画が撮れました。