行う上で、採用は相手の人生に影響を与えることをしっかり意識して心をキレイにしておく必要があります。
就職の選考は不完全なゲーム
企業の選考方法や観点は様々でしょう。面接をする方や選考を司っている人も、本当に選考に適した内容を提示できていない組織もあります。不完全なゲームゆえにやりきれない想いをする方もいるでしょう。
就職に対比して受験をフェアなものとするのは、学べば学力は一定レベルまで上がること。ルールが就職に比べて明瞭なことがあげられます。
採用担当者が受験者にアドバイスするかで人生変わるが
採用担当者は、面接時の悪い点を伝える機会は多くありません。すべての人にそれを伝えていると業務の圧迫にもなりますし、明示して求められていないことを多くすることはおせっかいでしかないからです。
明示的に求められたらするというスタンスは佐々木さんの本にもありました。大っぴらにやってあげることは威張って感じる世の中であるからです。
『大切なのは、自分が備えているある種の知恵のようなものを、求められたら提供すること』
として、提示しています。
求められずに提供したことも
ただ、「この人に今自分が手を差し伸べてみなければ、誰もこのまま放っておくだろう」と感じることもあります。
自分の人生の失敗も含めて、強く感じるのでしょう。
アドバイスをしたいということを断った上で、そういった方へ問題点を指摘したことが度々あります。
40代の子持ちの社内で左遷の方。選考の時間だけを無駄に過ごして結果が分からない。40歳を超えた高学歴の方で「あとは塾経営にでも行くしかないか」と相談されたこともあります。
これから就職しようとするもうまくいかない方。新卒採用の方でも、何がなんだか分からないうちに選考を過ぎてしまい実力を出せずに終わり続けているのを目の当たりにし。その人へのアドバイスをすることも。
あげませんが、多くの人に出会いました。
アドバイスをして喜んでもらえたか、その後の人生にプラスの影響を与えられたかは分かりません。
絶対的ないいことをしたとは言えない
アドバイスは、第三者的に見れば単なる自己満足でしょう。無料でしているのがダメで、本当はやる気のある人に有償で提供をするべきものなのかもしれません。
人は思ってほしい人にそれほど思ってもらえません。
とりたててアドバイスをした人に後々話を聞くと、アドバイスのこと自体を忘れている人さえいました。正直、げんなりしました。
もちろん、しっかり覚えていただいていた方もいました。
人生は晴れる日も雨の日もあるということでしょうか。
採用担当の腐りやすい心を清めるのも仕事の一つ
採用業務をしている方は、仕事柄フェアです。社内基準を見つつ、個別性にも対応する。そのバランスを上手にとると、基準にも社内の人にもフェアになっていきます。「正しくなっていく」と表現してもいいでしょう。
ただ、「正しくなっていく」と、自分の気持ちが反比例して沈んでいく場合があります。
人からは喜びと合わせて悪い気も受けるからです。
だからこそ、気持ちを積極的に休めて心をキレイにしておくようにしましょう。
人に対しての純粋な良さがこの仕事の楽しさや結果につながっていきます。参考にしてみてください。
【編集後記】
就職について関心が高いのは、その後の人生を変えるからです。ネットでは悲観論が目立ちやすくいですが、社会に出ることの楽しさもあります。今から就職を選べる人は、心折れずに「心をしならせて」就職時における荒波をやり過ごしてほしいです。
【昨日のはじめて】
子育て先輩の体験談
【子どもと昨日】
風邪で鼻がズルズル。寝苦しくて起きていました。吸引機を考えていましたが、吸引機をするまでもなく、頭を少し高くしてあげることで寝苦しさは解決できました。
鼻づまりで起きて困るときはやってみるといいです。