美人投票理論でブログを書くかどうか

ブログの全体的なウケをよくするのであれば、美人投票理論を理解しておくのが適当です。
ただ、大規模を狙わない、自分の得意かつ特異な市場を狙うのであれば、美人投票理論から外して仕上げるのが適当です。

もくじ

美人投票理論

美人投票理論とは、株式市場の値上がりを意識する際によく出てくる話。
自分がいいと考える対象ではなく、みんながいいと考える対象を選ぶ方法です。

ケインズが提唱した内容で、個別ではなく平均的な価値判断に左右されて市場の値上がりが行われることの例です。

美人という名前を使うことが現状適切かは不明です。
美男子でも構いません。
ただ、市場の動向が、個別の集合体という意識に対してではなく、全体平均的な意識に対して動くという考え方です。

ブログにおいても同様です。

平均的な対象に対してよいと考える内容でウケるのか、特定の対象に対してウケるのかという狙いの違いがあります。

どんな市場にアプローチしたいか

平均的な対象に対してウケるべきか、特定の対象に対してウケるべきかというのは、どちらの市場にアプローチをしたいかという差から来ます。
どちらがいいというわけではありません。

ブログの一般論としては、特定のペルソナを書いてウケようという理論をよく聞きます。
ということは、後者でしょうか。

ただ、多くの方に対してアプローチし、アクセスを取っていく場合には、前者の方が合っているでしょう。

ここから、アフィリエイトなど不特定多数の対象者に対しては、美人投票理論を使った平均に対してのアプローチが良いといえます。
逆に、その先の売り物が決まっていて、特定の人に対してアプローチしていくのであれば、後者のペルソナ設定が有効です。

士業の分岐点は規模

士業の場合は、美人投票理論を使っていくのか特定ペルソナを使っていくのかどっちがいいでしょうか。

これは、規模の求め方によると考えます。
法人をつくってアプローチする、支店を出していくような規模を想定しているのであれば、士業でも美人投票理論を使っていく方がいいでしょう。
数が得られるからです。

逆に、そこまでの規模を求めないのであれば、ブログで通常話に上がる、ペルソナ設定で十分に感じます。

これらは織り交ぜてもいいです。

でも、後者のやり方がとても上手な人を見ると、規模を求めないといってもちゃんと集客ができている様子を伺います。
少しの意識で記事の方向性は変わりますので、なんとなくでも意識しておくといいかなと。

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