独立して子育て感じる、ケ・ハレの区別が少なくなる感覚

独立子育てをすると、会社員で子育てをしているときと感覚が変わります。

ご紹介はしませんが、それまでは「子どもの小さなときを味わえるのは一瞬だから、それを楽しもう」というような趣旨の本に共感をしていました。

現在は、それを否定はしませんが、会社員のときよりも特別なときを楽しもうという感覚は減り、日々楽しもうという感覚に変わっています。

もくじ

毎日向き合える

特別な日は、ハレ(晴れ、霽れ)で表されます。儀礼や祭、年中行事などの「非日常」といった内容です。それに対し、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表します。

会社員のときであれば、子どものハレの日を大切にしていました。
何かしらの発表だったり交流だったり、特別なときを目標にして接する感じです。

ケの日は、一瞬で過ぎるのか、あまり気にしませんでした。

これが独立すると毎日になるので、敢えての区別が減ってきた感じがします。
なんとなくですが、それは周りのお父さん方とイベントで会ったときの温度感と少し異なっているのを感じたり。

だからこそ、最初に書いたその一瞬を楽しもうという本の内容が少し自分と合わなくなった感じを受けたのかと考えます。

普通の日も特別な日にできる

普通の日も少し特別な日にできているという良さがあります。
特別な日の価値が少し下がったとも言えます。

一瞬の時期を楽しもうという考えは、自分の中で少し陳腐化しています。
その分大変なところもあります。

一人でいるときに、その分仕事をきっちりとこなさないといけないということはあるのですが、ちゃんとコントロールできる場合には、日々楽しいものが増やすことができます。

家族と向き合える良さとして

独立して仕事への向き合い方が変わって、家族との向き合う気持ちが変わったというのが一番大きいです。

実際の行動としてそこまで変わっていなくても、向き合い方が変わるとその結果として大きく内容を変えられます。まだまだ、「もっと働こう」という今まであった刷り込みが抜けないところもあり、働く時間や内容を増やすように動きがちですが、そういったところも含めて、家族を大切にできるように向き合えればと考えています。

新しいカタチを少しずつ模索しながらですが、子どもと一緒に遊びながら、何かを伝えられればなと考えています。

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