子どもがいるかいないか、子育てをしているかしていないか、どちらもなくてもそれらの人の意見を汲み取れるかが、社員にわかってもらっている感覚を与えられる労務設計につながります。
自粛の温度感の差
今回の、コロナウィルスの発生に関して自粛の雰囲気の差、温度感の差を大きく感じます。
学校関係が自粛になったために、子どもがいて自分で学校に通わせている親である社員は、早くからこの状況に危機感を持っているように感じます。
一方で、子どもはいるんだけれどもあまり子育てにタッチしていないような管理職は、比較的他人事のように行動していました。
自粛に、こういった受け止め方の差が大きく見られたのも今回の新型コロナウィルスの件です。
年齢に関係なく命の危険があるのでしょうから平等に対策をするべき前提はあれども、それぞれの人の立場や普段に行っていることによって、危機感の差が大きく見られた点が印象的です。
管理職が直接子育てをしているかで理解度が違う
会社として経済的に継続できることは一つ大切なことです。
一方で、管理職が直接子育てをしていないことが、気持ちの差を生んでいると感じます。
ある管理職の意見は、「平等にするため」であるとしています。
よくよく観察すると、「子育てをしていない男性」を基準にしているかなと。
平等にと言いながら、逆に平等でなくなる感じもしますが、それでいいようです。
「平等」の基準をどこに置くのかは考えたいところです。
労働者を引きつける動きは大切
多様化して働きやすい職場環境を作る場合に、その設計者は典型的な「子育てをしていない男性」であると今の世の中のニーズからは外れます。
人を引きつける職場環境を設計したい場合には、その設計をする人が最低でも対象者の意見を取り入れられるようになる必要があります。
変われない組織は、迫られるより前に替えられてしまうことがよく理解できる出来事でした。
【編集後記】
ジョギングをしている人を多く見かけるようになりました。
運動不足解消ですね。
【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【一日一新】
抹茶マカダミアナッツ
【子育て日記(2歳)】
親子で階段登り。
エスカレータを降りて上に登るつもりが、
「おとうさんはしたにいってね♪」と言われました。
全方位的に対応したいのか、ボケているのか。
いいセンスになってきました。