法学専攻者の電子化と紙資料の読み込み、Mendeley等の流れ

paper1
法学は紙と別れられない。
それはよく感じるところです。

法学を学んできた人が紙媒体から
学んできたことや、提供資料が紙媒体で
あることが多いことが主な理由でしょう。

一覧性は、ディスプレイを用意していなければ
紙にはなかなか勝てないことも理由に挙げられるやもしれません。

でも、できる限り紙資料を電子化して対応したいところです。

紙資料からの電子化、法学におけるMendeleyの弱さ、
電子化はどこに軸足を置いて行動するべきかをまとめてみます。
paper1
もくじ

紙資料からの読み込みと電子化

紙資料の読み込みを行う場合の話ですが、
できる限りPDFから手に入れましょう。

電子ファイルを印刷して手に入れるよりも
電子ファイルをそのまま手に入れた方が
扱いが便利です。

PDF資料で優先して手に入れる

PDFの資料が手に入る方が扱いがいい理由として
電子ファイルをもらった方が

  • サイズが小さい
  • テキスト化の精度が高い
  • 整理する時間が不要

となります。

紙の方が読みやすいのは当然ではあります。
その場合は、タブレットを用意しましょう。

WindowsベースでもSurfaceでも
iPadでもお好きなものでいいですが、
紙に近い様相で書き込みができる
技術はすでにあります。

ちなみに私は、iPad Proを使っています。

大学院用のiPad Pro 第3世代(2018)セットレビュー[Apple Pencil(第二世代)、Smart Keyboard Folio、スキンシール、フィルム含む]

これから始める方(手順が確定していない方)で
予算が許すのであればできる限りタブレット書き込みが
できる環境を整えましょう。

子育て・スキマ時間使うなら電子化

法学は、紙が大好きです。

教授陣は研究室(保存場所)がありますし、
紙で学ぶことにとても慣れているので
電子化の論点は話題にのぼりません。

そこで学んでいても紙文化の強さと
その良さもわかります。

でも、保存場所に限りもあり移動して
論文を仕上げる身としては、
できる限り電子化したいです。
子育てをしている場合や、スキマ時間を
上手に使うためにも大切な観点です。

 

紙資料の読み方と整理

紙で手に入った資料の場合に電子化する
フローは以下の2つです。

1.紙 → 読み込み・PDF → 廃棄 → PDFを読解
2.紙 → 紙のまま読解 → 廃棄時にPDFして格納
最初に試したのは1でした。

紙で取得した資料についても、
PDFにしてそれから読み込みをする方法です。

しかし、問題点が出てきます。

  1. 大して重要でない資料も多い
  2. 読む前の当たり時点では重要かどうかの判断ができない
  3. 最初の時間に資料整理が多く課題の進みが遅い

これらを考えて、
紙で得た資料をそのまま読解する2を
今試しています。

スキャンは、ScanSnap系統を使う場合と
スマホカメラで電子化する場合があります。

時間がかかるのであれば、2のフローの
電子化は、後回しにすることにもしています。

法学におけるPDFの弱いところ

法学における電子ファイルの取り扱いで悩ましいのは
縦書きがあるところです。

Mendeleyはマーカーを引けるしコメントも
できるのですが、縦書きPDFはうまく処理できません。

法学研究でCiNiiから機関リポジトリ読みのiPad・Mendeleyの使い分け考察

iPadなどのタブレットで直接文字を書き込む
方法であれば縦書きでも大丈夫です。

ただ、正直紙で行った方が早いです。

Mendeleyも情報として格納が十分できるのですが、
法学の引用形式でWord貼り付けができる
訳ではないので一手間かかります。

アウトプットに軸足を置こう

色々と情報を書きましたが、
大切なことはアウトプットの最大化です。

読み終えて引用を終えた論文をいくら整理しても
論文の内容が直接よくなる訳ではありません。

保存方法やフローへの工夫を色々と
考えてみたのですが、それ以前に
一番気にしているのは
たくさん読み、たくさんアウトプットすることです。
上記の原則ルールを決めておき、
少々のイレギュラーがあっても
スピード重視で気にせず進めるのが、
現状の解と考えています。

また、少し変わるかもしれませんが、
ご参考になればうれしいです。

【編集後記】
行きたいなぁと感じる最近のイベントが関東に多いです。
関西は、少し後発なのでしょうか。

関西のイベントもタイムリーに目に入れている
つもりなのですが。

【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO

【一日一新】
とあるSIMの問い合わせ

【子育日記(2歳)】
なにやらわかりませんが、おもちゃを組み立てるときに
子どもが「よわったなぁ」とぼやいていました。

誰から教わったのか(笑)そんなこと言っていたか
あまり心当たりがないので、映像を見たときに
学んだんでしょうか。

もくじ