ロゴを考える場面は、時折降ってきます。
全てを任せられる人を見つけられるといいのですが、すべて任せると費用がかかる場面も出てきます。また、そういう方を見つけたとしても自分でも考えたいというのが人の性というものです。
また、ボツ案をたくさん得ておいた方が、最終の質を上げることができます。しかし、ボツ案ですら素人が考えるのは難しいものです。見つけるヒントをまとめておきます。
ないものを見つける必要性
まず、ないものを見つける必要性を理解しておきます。
これは、違うなということを積み重ねることです。
これは、合っているものよりも輪郭をはっきりと見つけることがをするためです。
芸術でいえば、石像を作ったり、粘土をえぐっていく作業に似ています。
必要なものを見つけるのはもちろんですが、いらないものを引き算することで、その全体を浮かび上がらせることができます。
ロゴはシンプルなものなので、足し算を一生懸命考えるよりも、引き算をしっかりと行っていく方が輪郭がはっきりしていきます。だからこそ、ボツ案がたくさん必要なのです。
ボツ案を見つけることは、上記のないものを見つける方法です。これにより、同じ最終結果を得られたとしても、その結果に対してしっかりと理由を得ることができます。
ないものの例でのAdobe Stock
ないものの例を探すときに、Adobe関連もたくさんの示唆をくれます。
例えば、無料で作ることができるサイトとしてAdobe Expressがあります。こちらを使えば、外注する前に基本的な案をくれます。
上記の作り方はそれで見ていただければいいですが、その他にも出来上がっているロゴを見ることもできます。これはAdobe系統でいくと、Adobe Stockを使う方法があります。
気に入るのなら、有料で使えばいいです。また、今回の趣旨はないものを見つけることなので、まずは眺めてみましょうという方向性で話を進めます。
探し方
こちらからアクセス可能です。
ロゴを検索するだけで、だいたいのものが出てきます。
検索結果はこんな感じです。優秀ですよね。
もし、すでに略称が決まっているなら、それも入れてみましょう。
例えば、ABBだったとしたら、「ABB logo」と入れるだけでロゴが出てきます。
仮に、検討中の案と似たものがここに出てくれば、その案はとても一般的な案で、埋もれてしまうロゴになるかもしれません。
意外と簡単ですし、ひと手間と考えて、作成中の方は、こういったチェックもしてきましょう。