インターネットによって情報の価値が下がる中、ネット上で学べないことは何かを考えることが大切です。ネットで学べないことを見つけておくことで、ビジネスの需要を見つけることができるからです。
もくじ
音楽業界の動静を見て
音楽業界のビジネスのタネは、実際にあったりコンサートに来てもらうことに移っています。一時期はCDを売ることが一番の収入源だったのですが、最近の人が音楽CDを買わなくなってから、握手会やらコンサートが収入源となっています。
ここから言えるのは、その場の体験に価値が移っているということです。
体験の価値を考えてみる
体験の価値を考えてみます。
- その後に学び以外の体験の価値を提供できるか
- その場の空気感であったり、以心伝心のようなノウハウをどれくらいつかめるか
- 提供している人の雰囲気がわかる
- 参考書に書いていない、前提知識の片鱗に触れる
- セミナーの講師を目指すなら、セミナー体験として顧客側に立つ経験ができる
AIによってコピー可能な仕事が減っていくという議論がありますが、このセミナーの体験の提供はAIにはできないもののさえたえるものです。
AIが提供する知識には正しさを多分に持たせることはできても、一人の人が生きてきた歴史として提供できる説得力を持たせることはできないからです。
体験をどのように体験をさせるか
体験をどのように体験させるかも重要です。体験は、その前提をどう与えて体験させるかであったり、体験が終了した後にどのように体験を振り返させるかによってその価値が変わってきます。
例えば、管理職の研修があった際に、自分のレベルのその管理職研修をすでに理解しきっているとします。その場合、単純にその研修に参加することには何も価値がないわけです。
しかし、前提として自分が指導する新人管理職がつまづきそうなところを理解する研修だと前提を与えればどうでしょうか。単純に自分が受講生としてできるということは意味をなしません。講師側に立ち、かつ、指導までできるレベルに到達する目標を持てれば、自分がすでにできている研修を受けることの価値がとてつもなく高まります。
ゆえに、体験をどのように体験させるかが大切なのです。
インターネットで学べないものを提供する
インターネットは限りなくものの価値をゼロにしていきます。対策として、体験をどのように体験させるかを考えることも有効です。
【編集後記】
今年の終わりが見えてきましたが、残り2ヶ月の今年の目標を再設定しました。今年の目標の8割くらいは完了してしまったので、来年の前の目標をこなせるようにしたいと考えてます。
【昨日のはじめて】
レインボースプリング
【子どもと昨日】
いただいたスプリングで遊びました。子供にとってはつかめるし、伸ばすと色がカラフルで変わっているように見えるので大喜びで触っていました。
かじりたいじきなので、結局あむぅっと噛んでましたが。。