仕事を一線から退き引退した方と話す機会がありました。
その中で印象的だったのは、
失敗を経験することが優しくなることにつながるということ。
失敗しているその時点ではなんの得も感じず、苦労しても経験をしろという言葉ありますがわざわざ苦労する経験をしても意味は感じられません。
その先になってみてやっと出てくる意味があるとすれば、優しくなることでしょう、と。
人の気持ちが分かる
経験を重ねていくと幅が出て来ます。努力を続けたことも、その努力が途中でどうなっていくかも体験をしています。
体験をした上で相手の現状を察することができるというのは、ただの事実以上に相手のことをempathyの方の共感できるのです。
若く利発な人ほど、単純なところで間違わず失敗の経験も少ない。
言っていることが正しくても共感までできなければ人がついてこないこともあります。
経験を積むと、勝手に相手の状況を察してしまう。
経験が優しくなることにつながるとその方は感じたそうです。
努力を超えた不条理が分かる
経験を積めば、努力が成功の一要素ということも身にしみてわかります。
成功している人が等しく努力をしていてもそれだけで十分要件ではなく、何かの不条理がその人の成功を阻害していることがあります。
何がその成功を阻害しているかははっきりしません。
でも何かが阻害していることを身にしみて分かってあげられる。
自分にとっては無駄な経験であっても、人に優しくなる経験としては意味が出ます。
ギラつきがなくなる代わりに得るものとして
ギラつきの代わりに優しくなることが歳を重ねた際の一つの価値でしょう。
全てがうまくいくことが思考的理想であって逆に異質な状態であると認識できれば、自他の失敗にも寛容になれます。
また、失敗に寛容になればチャレンジする気持ちにもつなげられます。
年老いた分、チャレンジする気持ちが湧くと理解して上手に取り組み続ける要素にしてみましょう。
【編集後記】
カフェにいると、休みに入ったせいかお父さんお母さんが多いです。どの方もお子さんを大切にしていますが、マルチタスクをこなさないといけなくて大変というのは一致していました。
その日はふとカフェにいただけだったので、こちらは単なる第三者。ただ、いらっしゃる方みなさんに親近感を抱きました。
【昨日のはじめて】
乃が美 食パン
【子どもと昨日】
休みで朝起きてから少しのんびりしていました。もうこちらが休みというのが雰囲気で分かるようです。言葉ができない分、どこか気持ちを読み取るところに長けているのかなと。
一緒にモップがけをしてから、外に遊びに行きました。