子育て中の仕事時間を短縮?仕事成果の評価と取り組み方を変える時期

こじま税理士のビジテクブログ | 子育て中の仕事時間を短縮?仕事成果の評価と取り組み方を変える時期
電車の待ち時間にて by SONY α7Ⅳ

子育てをしていると、それまでと同じような時間の使い方では、成果が出にくくなります。
特に、成果が出るまで時間の燃料を投下し続けるような働き方だと、ストレスを貯めてしまうことを散見します。

働く時間を限ることで成果を出せるように、時間締切を逆説的に考えましょう。

もくじ

時間の制限を意識する時期

子育てをしていると時間の制限をされる悩みをよく聞きます。

親が好きなことができなかったり、趣味の時間を持てなかったり。
それまで無尽蔵に自分の能力に投資したり、趣味に使ったりという時間を、子どものために使うことになってきます。
そうすると、なかなか今までのやり方ではうまくいかなくなります。

子育て時期は、社会的地位が伴ったり、仕事が乗ってくる時期と重なります。
忙しさが重なる時期になるので、もし成果が出るまで頑張るをしている場合は、成果が出にくくなりストレスを受けます。
完璧にこなしている人ほど、この傾向があるかなと。

だからこそ、時間の制限を意識し始める時期です。

独立当初の時間投下との戦い

といっても、最初から時間制限ができるわけではないことも個人的な経験から感じます。

独立当初から、暇があれば案件のチェックしたり仕事をしたりということが増えました。
今も意識しないとそうなりがちです。
広げる時期のため、やりたいことややるべきことというのがいくらでも見つかります。

では、これがいつ収まるのかと観測もしていました。
ウェブマーケティングをして、案件をもらえれば、その分働きます。
独立してもらえる仕事というのは面白く、それを持ってさらに働きかけをします。
そうするとさらに仕事をする、が続きます。

この状態だと、仕事が伸びたら落ち着いていくという状態がいつまでも来ないと分かります。

時間を制限する

仕事が軌道に乗ったら仕事を制限するでは、うまくいかないということを実感しています。

パーキンソンの法則(仕事は、それを終わらせるために与えられた時間を全て使ってしまう傾向がある。)を考えれば、広げてから制限するのではなく、制限を課して濃くするということが合っています。
有名な法則なので、時間制限を設けるのが先だと分かります。

しかし、時間制限をしたら仕事がうまくいくかというとそうではないです。

  • 制限をする→それほどうまくいかない。
  • 制限を少し緩める→できる量は増えるけれど、生活とのバランスが取れない
  • 制限を再度行う

こんな繰り返しが続きます。
その中でバランスが見えてきそうだなというのが、今のところの考えです。
ウェブサイト構築のように、いったん作ると仕事がメンテナンスに移行できるものであれば、波を超えればいいだけなので。
そうでないものは、手早くしたり、逆に抜本的にやめてしまったりで、うまく超えていきたいと考えています。

仕事の質に満足できないからといって、質を基軸においてしまうと生活が荒れていき本末転倒なので、時間制限は必須ということは意識をしています。

「予測すると、それ以下になる?」を超える

時間制限をすると、質を最初から予測することが必要になってきます。
しかし、当初からの質の予測を嫌う人がいます。予測の範ちゅうのものを出してくることは、良くないと考えています。
そういった方は、「言葉に出すと現実になる」という考え方を持っていることがあり、言葉に出すと、仕事の質の向上を制限してしまうと考える印象を受けます。

しかし、仕事の熟練度によってこれは変わる気がします。
成果の予測もできないうちから、制限するのは質を下げるでしょう。
逆に、予測ができるほどに熟練してくれば、予測するのは質を必要十分にすることにつなげられます。

予測すると質が下がるわけではないです。
この考えは、再認識しておきたい点です。

子育てをしてストレスを受けている人、がんばっている人を見ると、私も似た悩みはあるので、いつも心の中で「気にしないで」と呟いています。
うまくやっているように見える方は、サポートがもっとあったり、パートナーにもっと多くを負担してもらえているかもしれません。
外聞と当事者の大変さは比例していないことはよくあります。

子育て時期は、仕事の質や仕事の進め方を変える時期です。
似た境遇の方、ストレスを貯めずに、うまくやっていきましょうね。

【編集後記】
大学の後輩と会う機会を得たので、その時間を楽しみました。
こちらも刺激を受けて、さらに時間を大切にしたいです。

【運動記録】
ストレッチ○ 

【子育て日記(6歳・2歳)】
家で練習をしていた跳び箱。実際にもうまく跳べたようです。
成果の絶対値よりも、自分の中の「できた」というよろこびを大切にしていきたいなと。

詰め込みで、生来味わえる楽しむ感覚が失われないように、一緒に愉しんでいきたいです。

もくじ