受験でも資格試験でも記憶というのが重要な場面があります。単純な暗記は思考を伴わないため最近は重用されない風潮でも、実際に頭に入っていると思考プロセスを最速化してくれたり試験に合格できたり。
記憶力に優れているのはなかなか役に立ちます。しかし、記憶力を高めるのは多くの人にとって難しい。一因として、「記憶する」「記憶しない」の2択になっているからです。
ここでは2択にせず、方法論を俯瞰できるようにします。
今回のやり方は下記の本を参考にしております。
記憶方法・記憶術フローチャート
記憶術を使うとした場合のフローチャートは下記の通りです。
記憶が少ししにくい内容になると原則的なところから踏み込んで記憶術を使っていきます。
本を読んでもらえば上記に記載している以外のやり方も載っています。網羅的な中から使いやすいものとして挙げているものに的を絞るとさらに短時間で使えるようになります。
記憶方法・記憶術の説明
記憶方法の概要です。
原則法で長期記憶へ
忘却曲線から考えて1日間忘れないようにすることを目標にします。
一日保持できると無意味つづりの忘却率が1週間経ってもそれほど変化しないため、忘れにくくできます。
記憶をして短期記憶から次第に長期記憶へ移すようなタイミングをあけつつ記憶をしていく方法です。
関係法
仲介役となる情報を介して、手がかりと記憶対象とを結びつける方法です。適切な仲介役を設定することです。関連仲介役から対象を記憶していきます。
直線的記憶法のほか、階層構造的記憶法も選べます。
適切な仲介役を選ぶことが大切です。人を覚える際には、顔が適切な仲介役です。これを服装にしてしまうと覚えていても仲介役が変わることがままあります。
頭文字法
単純に頭文字を取って覚えていく方法です。「水金地火木土天冥海」などばこれに当たります。自分で作ることもできますが、既にあるものであればその語呂を遠慮なく利用していきます。
物語法
物語を作って覚えていく方法です。よく記憶術に優れている人は自分で物語をイメージしながら覚えるという場面に出くわします。これに相当します。
場所法
物語法を具体的なイメージに落とし込むため、実際に自分がよく通っている通学路など、イメージしやすい順路に、順々に覚えたいものをイメージで置いていく(ペグ法を使う)やり方です。
概要をつかめるような程度にしか上記は書いていません。紹介した本は、記憶方法を俯瞰的に説明してくれる本としてとても優秀です。詳しい暗記方法は内容を見ていただくと練習方法も載っているので習得しやすいです。
再度フローチャート
試験は全てを暗記しないと通らないわけではありません。適切なもののみを暗記するようにし、記憶する量自体も減らしましょう。
フローチャートを上手に使って記憶術を選定してみてください。
【編集後記】
アイロンをかけながら子どもの面倒を見てました。いかに楽しんでもらいながら、アイロンを効率良くかけるか、みたいなゲームになってました。
【昨日のはじめて】
ぶりあら焼
【子どもと昨日】
お風呂でおすわりできるマットレスを買ってきました。横になるのは嫌な時期なので、これに座らせてゆっくり洗います。おサルさんやゾウさんなどが描いてあり、絵柄も気に入ったようでよくいじってくれます。