DXなどの話が出ますが、システムやら何やらを出す前に、ディスプレイの工夫をしやすいです。
まだであれば、マルチディスプレイにしましょう。
個人事業主であれば、ちょっと買ってみるかどうかで判断できます。
組織の場合は、意外とやりにくそうです。
購入決定権とその効果を受ける人の違いかなと考えます。
わたしが考える上では、取締役から入れる。
次に業務部門、その上で前線部隊に入れていくのがオススメです。
計数管理をする取締役
ディスプレイの視認性って、紙より落ちるでしょ?
ディスプレイ否定派がいるので考えてしまいますが、この原因のひとつが、デスクの広さです。
紙であれば、机の広さ分だけ広げられます。
一方で、ディスプレイはそのサイズだけです。
だから、ディスプレイの広さを大きくすることが、視認性を上げるひとつの鍵です。
取締役から導入した方がいい理由はこんな感じです。
①決裁権がある
②細かい数字をたくさん見る
③老眼の可能性
取締役から入れる理由は、計数管理が多いからです。
数字が多いということは、比較もたくさんします。
入力業務をしないとはいえ、絶対的にマルチディスプレイの方が見やすいです。
使ってくれるまで、その良さに気づきません!
取締役にマルチディスプレイをオススメすると、
そんなにいらないのでは?
この画面で十分よ?
こんな感じで否定されます。
でも、今まで導入してもらって使ってもらった経験から、使っても否定する方は1割ちょいくらいです。
10人使えば8〜9人は、その良さに気づいてもらえます。
特に老眼が進んでいる可能性もあり、拡大して見えると便利という点も伝えましょう。
提案する若い方は気にしないかもしれませんが、頭が冴えているのに目が追いつかなくなるのは、けっこうストレスなので。
業務部門
マルチディスプレイをオススメする次の部門は業務部門です。
書類仕事が多いので、マルチディスプレイにすると必ず効率があがります。
プログラミングをする人から否定を受けるかもしれませんが、転記をするしごとは、まだまだあります。
どういうパソコンの使い方をしているのでしょう。
ある表から、必要な数字などを抜き出して
別の表に移しています。
関数を使うことがあっても、
複数書類をつくるのに行ったり来たりで確認しています。
意外とこんな感じで、画面の行き来をすることがしごとで多いです。
画面の切り替えをするだけで、時間がかかります。
裏返せば、画面の切り替えをしなくてよくなれば、作業時間が減ります。
業務部門にマルチディスプレイを導入する際の課題は、言い出しにくいことです。
「自分が楽になる」ってなんとなく、言いづらいみたいです。
勇気を持って業務部門から発言するか、そうでなければ別の部門から導入を促してみましょう。
図面などを扱う部門
業務部門と同様に、マルチディスプレイをオススメするのは、図面などを扱う部門です。
生産技術や保守をする部門に導入すると、ちょっとした確認を画面でできるようになります。
これらの方に対して提案しても、その良さは伝わりません。
導入を提案しても
困ってないけど?
という感じで、はねのけられてしまいます。
困ってはいないのでしょうが、DXが叫ばれる中、目指すのはさらなる効率化です。
現状維持、現状で困っていないというのは、求めていないのです。
一度使ってもらえば、納得することが多いので
ぜひ使ってもらいましょう。
説得を一生懸命しなくても、一度使ってもらってみましょう。
それだけで納得することも多いです。
ポイントとして、ペンタブやタブレットも合わせて導入して書けるようにしましょう。
現場の方は、図面に書けないのは、かなりストレスなので。
他の部門に波及させよう
営業部門なども導入してほしいです。
でも、取締役やらバックオフィスやらに導入がされていない状態で、一足飛びは難しいです。
まずは、説得しやすい部門に入れます。
その上で、二段階目、三段階目として導入をしていきましょう。
巨大ディスプレイ派もあり
なお、今はマルチディスプレイが流行っていますが、巨大ディスプレイももう一つの選択肢です。
すでにスナップという機能があります。
これを使えば、大画面にいくつかのWindowをキレイに配置できます。
試したい方は「設定>システム>マルチタスク>ウィンドウのスナップをON」にしまてみましょう。
画面の工夫は基本的なところかもしれませんが、効率化の第一歩です。
まだの方は、ぜひ検討してみてください。
【編集後記】
起業準備を着々としています。
根幹部分は形になってきているので、細かなところを洗練していくつもりです。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(5歳・1歳)】
ピタゴラスイッチ装置を買ってみました。
なかなかの値段なのですが、ほしいという子どもの希望に負けました。
ただ、来たらすごく楽しんで何度もやってくれたので、よかったです。
下の子も、お兄ちゃんのマネをして、ビー玉を入れて鳴らしていました。
「ピタゴラスイッチ♪」の「チ♪」だけ歌えるようになっているので、身近な遊びになっているようです。