独立時の社名や屋号はとても迷うものです。というのも実績がない中で、どういう方向性を名前に落とし込んでいくといいか難しいからです。さりとて、すでにサービスや商品がある中でも考えるのは簡単ではありません。
今回は起業・独立時の社名や屋号のつけ方をどうするか考えてみます。
最初から成功はしない?サービスから社名が考えられた例
社名からつけられたけれども、サービス名に社名を変えた例は存在します。
IT系は、サービス名が接触点になるので、分かりやすいせいでしょうか。例えば、LINE株式会社は、ハンゲームジャパン株式会社が元々の名前でした。株式会社メルカリも、元々は、「株式会社コウゾウ」でした。
最初からヒットを持っていればいいですが、会社を始めてそれから会社名を変えていくという形は多く存在します。もちろんこのやり方でもかまいません。ただし、変更に法的手続きが必要ですし、費用もかかります。
また、書類の上でのやりとりはなかなかに大変です。できたら、最初から続くものを作りたいです。
独立時にはどう考えて作っていくべきか
これから会社を立ち上げたり事業を行う場合に、社名や屋号をどう設定していくべきでしょうか。事業内容がなければ、想像して作るしかありません。
最初にするべきは、棚卸しです。創業者の今までのキャリアを考えて、その方向性の延長線上に社名や屋号を作っていくイメージです。
社名や屋号はビジネスを始めたときに、必ず相手に伝える内容です。おそらく、「どうしてその名前になったのですか?」というのは必ず聞かれる問いです。
棚卸しをして、作った内容を純化して一言で伝えられるのであれば、大きな営業ツールです。というのも、初商談の場合、「どうして?」と聞かれるのがほとんどだからです。ツカミが取れれば、その後の話も進みやすくなりますし、サービスなどと結び付けられれば、イメージを膨らませてもらえます。
プロトタイプでも、売っていくという経験が大切
棚卸しだけに頼るのは心もとないかもしれません。その観点から、創業期であっても、会社を立ち上げる・独立前であっても、少しだけプロトタイプのなにかを売ることをオススメします。
ここは対価を得ることを主としているのではありません。あなたが対価を得られるなにかを確認するために売るのです。そうすることによって、売っていく経験にもなりますし、社名や屋号を考えるヒントにすることも可能です。
棚卸し⇔上市
最終的には、棚卸しとプロトタイプの販売を続けることで、社名の方向性が最初として見えてきます。うまくスタートダッシュするためにも、こういった取り組みは有効です。
商品の金額を極端に下げて受注してプロトタイプを提供するということまでは必要ないです。ただし、創業期セールなどとしてたまたま今安いという売り方は可能です。
そして、一つでも売れば自分の棚卸しの方向性がうまくいっていることを確認できますし、会社としてやってく自身にもなります。
手順として、まずは棚卸しから始めましょう。そして、棚卸し中でなにかを具体的に提供できるのであれば、売ってみましょう。繰り返すことによって、自分の方構成を確認することが可能です。
【編集後記】
撮影で街中を歩いてみました。普段の景色を異なって感じられるのが楽しいです。
【運動記録】
ストレッチ○ ジム○
【子育て日記(6歳・2歳)】
二人を連れて、公園へ。ボール遊びもガンガンくるので、遊んでいてこちらも楽しいです。成長した感じを受けたので、今度、どこかに連れて行く計画をしたいです。