インターネット上での情報共有やサイト訪問の際、URLを入力します。そこで気になるのは、URL内の大文字と小文字の扱い方がサービスやサーバーによって異なる場合があるという点です。
今回は、URLの大文字小文字の区別についての基本知識、それがどのように影響するのかをまとめてみます。
URLの大文字小文字の基本
一般的に、インターネットのURLは大文字と小文字を区別しないと考えられがちです。自動でURLを小文字に変換する場合もあり、そう考える方もいます。
しかし、もう少し細かく見てみます。URLは、大きく分けて「ドメイン名」と「それ以降のパス」に分割されます。
ドメイン名の部分(例:ak-up.com)は、大文字と小文字を区別しません。AK-UP.COMとなっても同じです。DNS(Domain Name System)が大文字と小文字を同一視するためです。一方で、パス部分(例:/Example/Path)は、使用されるサーバーの種類によって大文字と小文字が区別されることがあります。
ak-up.com/note-the-difference-in-the-case-of-the-url
ak-up.com/Note-the-difference-in-the-case-of-the-url
は異なる場合があるのです。
影響を受ける場合の例
大文字と小文字を区別するのは、Unixベースのサーバーはファイル名やディレクトリ名においてが一例です。これに対して、Windowsサーバーはそうではありません。
この違いが原因で、同じURLでも異なるサーバーで異なる結果が返されることがあります。
実際の例とケーススタディ
最近で影響するのは、URLの短縮を行う場合です。コピペで実施すればそのままです。しかし、何かの折に加工して大文字小文字が変わってしまうと、そのページに飛べなくなってしまいます。
サーバーによって大文字と小文字を区別する設定の場合があり、予定のページにアクセスできないケースが発生しました。
通常のURLの場合は、URLをすべて小文字で統一することで問題を回避することが多いです。短縮URLの生成をした後に表計算ソフトに貼り付けるなどがあれば、注意が必要です。
まとめとして
URLを共有する際には、可能な限り小文字のみがいいです。人間の認識の限度としても、パスワードのように大文字小文字を混ぜるのは理解しにくいです。
URLの大文字と小文字の違いは些細なもののように思えるかもしれませんが、サイトのアクセスに大きな影響を与える可能性があるので、注意が必要です。
細かな点ですが、注意をしておきましょう。
【編集後記】
相談業務の準備を。専門家の方向けにも行っています。ピンポイントで疑問を持っている方と全般的に質問したい方といるので、両方に対応できるように資料を用意しました。
【運動記録】
ストレッチ○
【子育て日記(息子7歳0ヶ月、息子3歳6ヶ月)】
子どもの希望は叶えたいですが、習い事の数のコントロールは悩みどころです。