発注点補充点方式と買い物の役割分担

家事は、公平に分担するというルールの家をいくつか耳にします。
だいたい帰るのが同じくらいの時間で、早い遅いの頻度が同じくらいの家だと、早く帰宅した方が夕飯をつくるとか。

このうち、買い物の分担はちょっとしにくいです。
ですから、役割分担をする場合には、発注点補充方式がひとつの選択肢でしょう。
総務関連にも通じるものですが、連携が取りやすいです。

共働き家庭など、発注点補充方式によって分担をしておくと、効率的に負担分担ができます。

発注点補充方式とは、決められた量を下回ったら発注するという方法です。

本記事では、「卵が4つ以下になったら10個買い足す」というように家庭での適用を念頭において使っています。

もくじ

常々あるものが候補

常々あるものをリストアップしておくと、発注点補充方式の対象にしやすいです。

常々あるものは家によって異なりますが、適当にあげてみます。

  • 牛乳
  • 食パン
  • 納豆
  • 玉ねぎ
  • キャベツ
  • ビール
  • お米

ご家庭によってこれらは異なるでしょうが。

で、頻繁に補充が必要なものに対して発注点補充方式を適用しておくと、便利です。
例えば、「このように挙げたものが減ったとき、ABの夫婦ならAが基本的に買う」という感じです。

一緒に買物をするときもあるでしょうから、そういうときに好みのものや旬のものは購入をしておくと。
いちいち合意を取ってから買うというのは、効率が下がりますね。
だから、大切なことを決めるのに置いておいて、常々必要なものは、買い物がしやすいどちらかにまとめておくことで効率化をします。

重いものの分担

上記で挙げたものの中の例として、重いものはそれが気にならない方にまとめておくと便利ですね。

例えば、牛乳。
消費が激しい家で数本を毎回買うと、重いものを運ぶのが大変な場合があります。
主に男性側かもしれませんが、重いものを買っても気にならないのであれば、そちら側が発注点補充方式で担当をしておきます。

重いものが減るだけで、一方のパートナーは別のものに集中して補充がしやすくなります。

ちなみに、一時期のデータでは、オムツとビールが一緒に売れるとありましたね。

その日の一品は幅を持った設定

のものやその日のメインについては、相談をするか、自由裁量にしておきましょう。
つまり、発注点補充方式の外側にあると規定しておくのです。

発注点補充方式で担当した方がついでにいくつか購入をしておいてもいいです。
あるいは、メインの食材は別のもう一方が購入すると決めておく。

幅を持っていることをはっきりさせておくだけで、分担して買いやすいです。

消費期限が当日のものだけ相談しておけば、仮にふたりともがその日の一品を購入していても、問題ないでしょう。

パートナーとの連携のひとつとして

ご家庭の数だけ連携方法があるはず。
片方が家事を全然しない家もあります。
一方で、連携をして負担を分担しようという家も耳にするようになりました。

買い物は、献立につながるので分担しにくい部分です。
そういう場合には、今回紹介した発注点補充方式を使って、連携をとっておくと便利です。

ひとつの例として参考になればうれしいです。

【編集後記】
原子力関連の実験の話を友人と。
発電というわけではなく中性子についてですが。
非破壊検査なども、その役割は大きいです。

そういえば、デモクリトスよりアリストテレスが主流になっていたので、原子という考えが日の目を見たのは19世紀のドルトン。
20世紀、アインシュタインのブラウン運動の論争から、ノーベル賞受賞のジャン・バティスト・ペランが『原子』にて証明するまで時間がかかったと考えると、高校化学レベルの内容でもかなり証明に時間がかかっていますね。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(5歳・1歳)】
他の親御さんと教育だったり個性だったりの話。
答えがないので、お互い手探りです。
小学校受験の話なども出る時期ですね。

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