特別になるための、当たり前

「特別なことをするために当たり前なことをする」こと。
イチローさんが答えた言葉のひとつです。

特徴がある、目立つからといって、その要素ひとつひとつが特別なわけではありません。

むしろ、ひとつひとつは素朴なものであったりありふれているものであったり。
日々の小さな要素は、丁寧に積み上げていくものであることを改めて感じます。

*大きな道も小さなレールの集まり

もくじ

和音の要素から考えてみる

ハーモニーは、それぞれの要素の組み合わせで特徴が出てきます。
ピアノで言えば、鍵盤のひとつを押さえたところで、特徴が出るわけではありません。

リズムであったり、同時に鳴らす音の組み合わせだったりで、雰囲気が変わります。
ハーモニーの進行によっても、明るく聞こえたり暗く聞こえたり。

むしろ特徴的なものだと画一的に聞こえてしまいます。
SUS4の和音などはいい例です。

宙ぶらりんな雰囲気は、多くの方が耳にしています。
そして、その印象がかなり強いので、大体こんな雰囲気のものに使われると、予測されます。

Major系に解決されることがほとんどです。
仮に解決されない場合は、そのままないがしろにして進む。
アニメなどで近未来の雰囲気にもよく使われる、など、方向性が決まってしまいます。

必殺技は画一的で特徴が逆に薄い

多くの方は、絶対的に使えるものを探していると考えます。
ゲームやアニメの必殺技のイメージです。

でも、やり方が必ず同じなものが必殺技です。

決め手として目立ちますが、必殺技の流れは画一的です。
それよりも小さな技の集合体の方が結果的にバリエーションが多い。

ここから、特徴を出そうと考えたときに大技を決めにかかるのは悪手といえます。
逆に、小さな技の組み合わせによってバリエーションを出す方が特徴が出るといえます。

特別なことのための当たり前

特徴を出したいと考える人は、当たり前から遠ざからろうとします。
でも、これまで述べたことからは、特徴を出そうとしたら当たり前の組み合わせの方がいいと考えることもできます。

なにせ、必殺技ほどは体力を使いませんし、小さな組み合わせを考えると他と差別化できる可能性も十分に含んでいます。

特徴を出したいとき、大技を決めたくなるかもしれません。
でも、そこは踏みとどまって小さな技を組み合わせましょう。

他と差別化を考えている人のヒントになればうれしいです。

【編集後記】
技術的選択肢だと、選べる物が多いです。
何かを決めるとき、決め手になるのは、根幹にある方針ですよね。。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(4歳・1歳)】
帰りが遅くなると、子どもといる時間がかなり減ります。
気をつけるようにしないと、と。

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