論文を書くときにはWordを使うことが
ほとんど標準になっています。
ということはWordの使い方がうまくなれば
論文の作成においても、ある程度の改善が
できるはずです。
ちょっとした工夫は積み重ねです。
知っておきたい使い方について
13個まとめてみました。
Wordの使い方がうまくなりたい方は読んでみてください。
テキスタイズ
その1:PDFからテキストを抜き出す
PDFからテキストを抜き出したいニーズに対して
そのやり方をまとめてみました。
テキスト付きPDFが増えたとはいえ、
論文を書いていると古い文献にも当たります。
そのときには、一から打つこむよりも
こういった工夫があるだけで効率がぐんと上がります。
その2:目次からリンクを外す方法
Wordの目次は自動生成をしている場合が多く、
これはこれで便利なのです。
ただ、個別に文字を変更したり
最終稿で印刷用に少しだけ工夫をしたいときには
リンクを解除した内容で編集をしたい場合があります。
そのときのために、Wordの目次のリンクを外して
編集する方法をまとめております。
ショートカット・選択
その3:Wordの目次を更新するショートカットなど
Wordの目次は頻繁に更新します。
構成を変更して様子を見ているときには
その都度変える必要があるでしょう。
そんなときに、いちいち指定するよりも
ショートカットやVBAを使ってしまうと楽に更新できます。
その4:好きな場所から文字入力を始める
論文本体を書くというよりも、
おもいついた内容をメモする際に役立ちます。
少しずらした配置を文字に与えることによって
インスピレーションを刺激する形に
文字を置くことが可能です。
手書きもいいのですが、
テキスト化も同時にしたいブレインストーミングなら
こういったやり方も便利です。
その5:一文の全指定
一文をすべて修正した場合に、
わざわざ全部をマウスで選択していますでしょうか。
[。]の後から[。]までの文章を簡単に全選択する
方法があります。
この方法を使えば、一文を書き直す、
消す、などのときに便利です。
その6:垂直の文字選択
文字を垂直に選択することは多くないですが、
表や縦列がそろった文字の修正などに
役立ちます。
簡単なので、やり方を見ておくといいでしょう。
表作成関連
その7:Wordの表内の計算
Wordの表の中においてもExcelのように
計算式を使うことができます。
Excelの表を貼り付けて使うことも可能ですが、
とても簡単な表の場合、Wordで完結させるほうが
スマートなときがあります。
そんなときに便利です。
その8:テキストを表にする
思いつくままにテキストを並べて
それをその後に表にする方法をまとめました。
表にしたときにいちいち、WordでもExcelでも
打ち直しをしていると、時間がもったいないです。
この方法を使いましょう。
引用関連
その9:外交文献の引用形態
外国文献を引用するときは、法学なら
Blue Bookのやり方に沿う必要があります。
慣れないLarge CapsとSmall Capsも
実はショートカットで変更することができます。
外国文献の形式をそろえるときにとても便利です。
Word法学外国文献引用でのLarge CapsとSmall Capsの入力
その10:索引の作成
書籍に索引が載っているのをみかけますね。
索引は、目次と同様にWordで簡単に作成できます。
語彙関連でまとめたいことがあるときなど
とても便利です。
その11:リサーチツール
Webから文献を探す際に、Wordの標準機能で探し、
引用についても簡単にまとめてくれるリサーチツールがあります。
法学論文の引用形態にはなっていませんが、
レポートレベルであれば便利でしょう。
校正関連
その12:段落の位置入れ替え
校正をしていると、文章のつながりで
前後を入れ替えたい欲求が多く出てきます。
そんなときには、わざわざ全指定などせずとも
上限の段落を一瞬で入れ替える方法があります。
論文の校正でよく使います。
便利です。
その13:読み上げ
Wordには読み上げ機能がついています。
文字を追って校正するのもいいのですが、
それに飽きてきたら読み上げで頭に入りにくい
箇所がないかを確認しましょう。
プロの方はともかく、今から大学院生なのであれば
校正のやり方も自分なりの工夫をいれないと
質の向上につながりません。
色々試している中のひとつにしていただければうれしいです。
その14:印刷時にコメントを一括で消す
校正にてコメントをつけたとしても、
印刷時にそれらを一括で印刷に反映しないことができます。
PDFにするときにも有無を選べるので、便利です。
Wordの印刷時にコメントを印刷しない方法と一括削除する方法
その15:蛍光ペンを一括で非表示にする方法
蛍光ペンをどう使うか。
人によっては自分のメモ書きや校正ポイントを
表示していることがあります。
そんなとき、他の人に印刷時などにオフにして
見せないことが可能です。
まとめとして
色々と書きましたが、少しでも執筆のストレスを
減らしてお役に立てればうれしいです。
【編集後記】
そろそろ今年も6ヶ月経ちそうですね。
日々の目標に向かって邁進していきます。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(4歳・0歳)】
上の子とお買い物。
「何が食べたい」って聞いてつくったののに、
後で、
「たきこみごはんが たべたかった」
と言われました。
そういうのは早く言ってね。
次は、炊き込みご飯にします。