始まりがあれば終わりがある。
雇う選択肢を取れば、採用すればいつかやめる場面に遭遇します。
ちょうど、ボーナスをもらい終わって一段落した時期。
職場では辞める人がちょぼちょぼと出ているところがあるでしょう。
これからは人が取りにくくなる時代です。新卒の7月一日時点での内定率は81.7%。下がる気配が微塵も出てきません。
大学生は減る。年々企業数は増えている。当然の結果です。
競うべきは待遇だけでなく、理念のバランスも増してきます。
基本的に次の企業は良い給与条件を出し、出て行かれた方も待遇をあげる
転職先の企業。よほど転職者に負い目がない限りは、条件は上がります。
転職者は、原則的には給与水準が上がります。
出て行かれた企業も次の応募者が来なければ水準を上げていくでしょう。
そうならない業界もちょっとありますが。
給与水準や待遇が出せる企業であれば、目に見えるレベルのもの以外の勝負になってきます。
条件だけでなく理念や意義が大切
給与や条件面だけでの勝負というのは、金額で勝負するレストランのようなものです。
そこから抜け出すのは、こだわりを持ったレストランではないでしょうか。
似たような状況が就職の現場でも起きます。
給与や条件面だけの勝負ではなく、その企業がどんなものを求めていて、そことどれだけ求職者がマッチするかです。
人を雇う意味は少し変わってくる
条件や待遇だけの良さでは、最近の人を雇うことには足りないと経営層がしっかり理解を示せるかどうか。人の雇いやすさが変わってきます。具体的には、キャリアにどうプラスになるかや、仕事でのやりがいです。
ただ、経営層というのは雇われ社長でない限りはオーナー側におり、キャリアへのプラス側面や仕事でのやりがいを語るには全くもって不十分な場合が多いです。
自ら理解でなくても構いません。誰かに任せればいいのですから。
経営層がキャリアややりがいを認識する手っ取り早い方法は、雇われの人(人事)に正直に話せる機会を提供することです。
ある種のファシリテートになりますね。
【編集後記】
ボーナスをもらった後の時期は、よく辞めます。組織は辞めてもいいという体制メリットがある分、辞められてもいいという状態を常に作っておくべきですね。
【昨日のはじめて】
オールフリー
【子どもと昨日】
イスを縦横無尽に上ることを覚えて、行動範囲が格段に広がりました。おいてはいけないものの場所をよく考えて、対応しなければ。
その分、追いかけっこも好きなようで、追いかけたり追いかけられたりして遊んでます。