家づくりは体力が求められます。長距離を走るようなものではないにしろ、土地はすぐに見つからない、マンションでも希望の部屋を購入するまでに至れないなど、解決がすぐにしないことばかりです。
根気よくタイミングと注意力を向ける必要があるため、家作りは体力との勝負となります。
話は終わらない、決めることは永遠に
先日土地を探している20代の人と話をしました。「希望の地域に戸建がほしいが、坪単価が120万円以上する。中古の物件のリフォームの方向で検討をするために物件を探している。」と。
この人が安い土地や中古のリフォーム可能な物件を見つけられたとしても、すぐに金銭の話になったりリフォームをどうやって進めるかの話になります。
家づくりは決断の連続です。
あなたの体力を待ってもくれず、決めないといけなかったりやらないといけなかったりすることはどんどん向かってきます。
若い人はお金がなくても決断ができる
「家作りは若いうち」と言われるのは、この体力的なところからです。決断量が一定だという説と共に、決断を下すにも体力が必要なことは簡単に理解してもらえる点です。
家づくりで向き合う決断の量は半端ではありません。
この決断量に「無謀にも」立ち向かえるのは若い方がいいです。「何か考えるなら現状でいい」とか、「変化を好まない」というようになってしまう人もいるからです。
お金がなくても、「若いということは決断をする力が将来よりもある」という利点。「今が一番若い」という利点を上手に活かしてみましょう。
真面目に考えすぎず楽しみ、休息も楽しむ
真面目な人、解決志向が高い人ほど家づくりに息切れがしてしまいます。
息切れすると、もともとの思考とは違うものを求めてしまっている人も見かけます。例えば、注文住宅が作りたかった人が建売やマンションを購入したり、希望の地域から大きく外れたところを購入したり。
地位財としての家は求めるべきではありません。つまりは、家での上下はありません。
ただ、せっかく手に入れるのであれば自分が当初に求めていたものに近いものになるような動きがいいでしょう。
息切れした時には最初の気持ちと目標を思い返して折り合いをつけてみてはどうでしょうか。
【編集後記】
新入社員研修の準備をしています。年次を経ると桜の時期は何かとやることが出てきますね。
【昨日のはじめて】
ぴあの本
【子どもと昨日】
ラーメンを上手に吸えるようになりました。うどんで練習をした甲斐があったか、長めのをあげても楽しげに食べてくれます。ぽっこりお腹になるくらい一緒に食べました。