確定申告書は細かく記載せずとも国税庁のHPから郵送分を印刷して送ることができます。電子申告もできるようになりましたが、マイナンバーカードやリーダーの手配が間に合わない人はこちらの手段になるでしょう。
今回の処理にはMacのGoogle Chromeを使用しました。Macでも作成できることを確認済みです。
簡単にできますので、やり方を見てみましょう。
申告書作成ページ
国税庁のHPでは、確定申告書の作成ページがあります。ここで申告書を作成して電子申告ができます。
電子申告にはマイナンバーカードやカードリーダーが必要です。これらの手配が間に合わない方も中にはいらっしゃるでしょう。
その場合には、HP上で確定申告書を作成し、印刷したものを郵送することで代替することができます。
自分の申告だけであれば、窓口に行くより格段に楽です。
申告書の作成
申告書作成の手順1
まずは国税庁の確定申告書等作成コーナーへ移動しましょう。
下記のピンク色の部分を押します。
「作成開始」をクリックしましょう。
e-Taxか書面提出かを選びます。今回は、マイナンバーカードがない場合を想定しているため、「印刷して提出」を選びましょう。
Macでも申告書作成可能
推奨パソコンはWindowsばかりです。しかし、今回は書類を印刷して郵送すればいいだけです。Macでも可能でした。
「利用規約に同意して次へ」で進みます。
申告書作成の手順2
所得税コーナーへ行きます。会社からお給料をもらっていてふるさと納税の申告をする場合はこちらでしょう。
令和元年分の申告書作成で選択肢を開きます。
所得税を選びましょう。
ご自身の区分に応じて進めます。会社員であれば左の青いボタンです。今回こちらのボタンで進めていきます。
源泉徴収票や保険控除の明細等を用意するように言われます。次に行きましょう。
今回は郵送します。誕生日を入力して次に進みます。
所得の種類を選びます。
給与所得を入力しましょう。あれば年金等の続けて入力します。
源泉徴収票を持っていれば入力欄は細かく教えてくれるので入力できます。
一時データの保存もできる
ちなみに一時データ保存もできます。
「入力中のデータをダウンロードする」を押せば、ダウンロードできます。
Chromeだとこんなダウンロード名称ですね。
申告書作成の手順3
本編に戻ります。
次の控除画面では医療費控除や寄付金(ふるさと納税)の控除の画面になります。ここもさらっと入力していきましょう。
入力して、納付税額があるとこんな風に税額を表示してくれます。間違いがないかは、「作成した申告書の表示・確認」を押せばでてきます。
延納等がなければそのまま「次へ>」です。
還付がある場合
還付が発生した人はこちらの画面になります。
ゆうちょ銀行かそれ以外でしょうから、選択して銀行を入力しましょう。
例示でこんな感じにしてみました。
申告書作成の手順4
住民税に関することも聞かれます。
こんな感じに書いてみました。
その後は名前を入力します。
次は住所ですね。
そして納付関連の案内が出てきます。
マイナンバーを入力します。通知カードに載ってます。
郵送
ここまでできたら単純に印刷にかけて郵送します。
印鑑やマイナンバーカードを貼り付ける場所がありますので、ざっくり目を通しておきましょう。
また、所轄の税務署がわからない方はこちらで調べられます。
簡易書留でもいいですが、通知記録として保有するならレターパックでの郵送で十分です。
手元に発送番号をはがして持っておける部分があります。「XX税務署・確定申告書」などと書いてとっておくか、スマホに番号メモしておきましょう。
納税処理
申告書の郵送で終わりでなく、納税処理が必要な方は税務署窓口・銀行振込・クレジットカードで処理が必要です。
窓口は混みますし、時間もとられます。銀行振込か、クレジットカードにしましょう。
振込の場合の銀行でペイジーが使える必要があります。これは使えるところが多いので、問題ないでしょう。
クレジットカードの場合、支払手数料が10,000円につき82円かかります。一方ポイントもつきますが、この手数料の方が大きいです。手間賃と考えることになります。
↓クレジットカード納付はこちらからです
最終的にはマイナンバーカードを用意してリーダーも購入する方向に移せば良いのですが、そこまで至らなければ電子上の申告書作成も案外便利です。カードやリーダーが間に合わない場合は使ってみましょう。
【編集後記】
カードリーダーもけっこうな値段します。たまたま発生した一度だけの確定申告であれば、印刷郵送処理もありかもしれません。
【昨日のはじめて】
電動自転車試乗会
【子どもと昨日】
自転車に乗せてみました。シートがよいものもあったのですが、ベルトに慣れないせいか出たそうでした。町中ではスピードに気をつけないといけないので颯爽とはいきません。ペダルは軽いのですが、車体30kg超えは重いですね。