小切手帳・手形帳の値上げをデジタル化への移行きっかけへ

銀行の採算の見直しが進んでいる中で、
紙を使った決済に関して手数料を上げだしています。

上がるものはしょうがないので、
変化へのちょっとした追い風になるように
決済費用の変化としてとらえたいところです。

値上げについてまとめてみます。

もくじ

手形帳・小切手帳の値上げ

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三井住友銀行は2020年4月1日から
手形帳・小切手帳ともに値上げをしております。

ともに2,200円→11,000円です。

2021年1月4日から、みずほ銀行が
これに続いた形で手形帳3,300円→11,000円、
小切手帳2,200円→11,000円に値上げをします。

値上げをすれば駆け込み需要を誘引しますので、
この値上げをみて手形帳・小切手帳を
頼む人もいたでしょう。

受け取り日を起算にして請求がされますので、
年内に受け取りを完了させたいところです。

大手3行をみると、三菱UJF銀行がまだ
値上げをしていないようですが、
そのうちなのかと想像します。

通帳発行手数料

通帳発行についても、有料化の動きがあります。

三井住友銀行は、2021年4月以降の新設口座で
通帳は年550円かかるとしています。
これは法人も同様です。

また、利用がない場合の条件に合致すると
年1,100円が徴収されます。

みずほ銀行は、2021年1月18日以降の新設口座について
通帳発行や繰越について1,100円がかかるとしています。

また、1年以上記帳がない通帳の取り扱いについて
自動的にWEB通帳へ切換となるようです。

少しずつ有料化の動きが始まります。

他の銀行であっても、同様に有料化の
動きが出てきそうです。

しばらくは影響が薄い

法人の場合には、有料化の動き出ても
しばらくはこのままで動きが薄いのでは
ないかと想像します。

手数料に無頓着な組織とそうでない組織で
決済方法に違いが大きくなっていく可能性が高いです。

いまいち人気のない気がする「でんさい」に関しても
同様に、手形取扱手数料を大手銀行が値上げし、
それに他の銀行がついていく形などで上がれば
推進力になっていくでしょう。

組織内のやり方を変えるのは、こういった
外側の変化をうまく利用するといいかと。

経理は、決まったやり方を変えない傾向もあり、
こういった変化を、説得材料にしていくと
提案がうまくいく可能性があります。

【編集後記】
来年の採用関連の入稿作業を
いったん完了させました。

微調整をしながらですが、
大枠は決まりそうです。

【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○

【子育て日記(3歳・0歳)】
幼児の時期は、思ったよりもさっさと
過ぎてしまうのは、前回の感想です。

今回もそうなるのでしょうから、
何もできない時期をしっかりと楽しみます。

もくじ