子どもの食事に学ぶ:値段と価値の不一致

こじま税理士のビジテクブログ | 子どもの食事に学ぶ:値段と価値の不一致
*京都府宮津市にて by iPhone 15Pro

高いからといって価値が出るわけではないことがあります。子どもの食事を例にまとめてみます。

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小洒落たレストランの失敗談:なぜ子どもは食べないのか

先日、家族で小洒落たレストランに行きました。

おしゃれな内装、いい感じなメニュー、高級感のある雰囲気です。親としては特別な日にちょうどいい場所だと感じました。

しかし、子どもはそれほど食べ物に興味を示しませんでした。高級な料理が目の前にあっても、慣れていないものだったら食べないし、美味しくても見た目が好みでなければ箸を手につけないことはあります。小学生くらいであれば、もう少し話をしてどうにかなりますが、保育園くらいの子どもだとそれで終わりです。結局ほとんど食べずに終わってしまいました。

子どもにとって、食事の環境や見慣れない食べ物がストレスになっているのかなと。大人の価値観と子どもの価値観の違いが現れているところです。

子どものお気に入りのパン、慣れた食事

一方で、普段食べ慣れている比較的シンプルなパンや家で作っている料理は大喜びで食べます。

値段も高くないし、特別なものでもないのに、子どもは満足です。子どもにとっては、目新しさや高級感はあまり意味がなく、見慣れたもの、慣れ親しんだ味、安心感が何よりも大切でした。

値段が一般的に高いものよりも価値を出せる着眼点かなと感じます。市場原理と少々異なるというのは、注目して自分のサービスに取り入れるべき点かなと。

値段と価値は比例しない:子どもの食事から学ぶ教訓

こういった経験から、値段と価値のギャップは、サービス提供での一つのヒントになるのではと感じました。高価な食事が必ずしも子どもにとって価値あるものではないのです。

むしろ、子どもが安心して食べられるもの、楽しんで食べられるもが本人らにとって価値を持っています。サービス提供時においても、できる限り手厚く、高品質にすることも良いかもしれませんが、求められていない場合があります。

最近の商売でも、サービスを増やしてほしいという見積もり要望がある一方で、簡単にしてほしいという要望もあります。減らせば価値がでないというわけではないです。どの程度を狙うかを考えるに当たって、子どもが受け取るサービスの価値と市場価値はいい例でした。

子育てに限らず、ビジネスにも少し取り入れて考えてみたいです。


【編集後記】
少しやり方や重点を変えてみています。
止まらずに変化を続けてみます。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(息子7歳1ヶ月、息子3歳6ヶ月)】
虫取りを一緒にしました。以前より、虫を手づかみできるようになっていて、成長を感じます。

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