そろそろということで、WordPressのTranslatePressを使うのをやめようと考えています。
半年以上使ってみたのですが、私のサイトには合わなかったようです。
辞めた理由をまとめてみますので、これから使うか検討する人の参考になればと考えます。
DeepLであっても翻訳がダサい
TranslatePressは有料のものを使っていて、DeepLで翻訳をさせてみていました。
しかし、DeepLの評判が良くても、ちょっと冗長な感じを受けています。
特に細かい列挙はしないのですが、逐語的に訳されています。
意味は分かるのですが、Google翻訳で行ったときのように、不自然な内容も当然残っています。
自分でサイト翻訳をかけて不自然でも気にしないかもしれませんが、翻訳されたサイトを見て不自然さを感じると全体がだめと考えられるかなと。
サイトによって、そのまま訳しておいても不自然じゃないという場合もあります。その場合、翻訳されることをある程度意識した日本語を書いておかないと行けない感じを受けます。
結局すべてを見直すのであれば、DeepLを使うにせよ、TranslatePressを使うまではいいかなと感じました。
逐語訳はニーズまで変更しない
逐語的に翻訳をしても、ニーズは翻訳をされません。
生活に関係するもので、日本で百均の製品を紹介したとしましょう。
そのニーズは、百均がある地域であれば少しはあるかもしれませんが、完全ではありません。
そもそも百均のDeepLの翻訳と現地で使われている言葉が使われていないので、SEOとして全くひっかかりません。
DeepLでの百均の翻訳は「100 Yen Shop」と出ます。設定などによって変わるかもしれません。
それでも、この言葉を必要とする地域は結局日本だけでしょう。
Googleは言語と地域でランクを見ている
Googleは地域によってそのランクや言語を分けています。
翻訳サイトを持っていれば見られることもありますが、TranslatePressで生成されるサブディレクトリを一生懸命は読んでくれていないなと感じます。Googleに文句を言いたいわけではないのです。
検索の仕組みとこのTranslatePressの形が合っていないことを強く感じます。
実際にそこまではアクセスは増えない
TranslatePressを使ってアクセスが増えたかといえば、増えなくはないのですが、それなりという感じです。
1割は増えていないかなと。おそらく5-7%くらいのイメージです。記事の内容にもよりますが。
当初の話として、紹介してくれた方の内容が海外からのアクセスが狙えるということを見ていたので、試してみました。
自己責任でもちろんかまわないですし、サイト相性もあるでしょう。
私のサイトの場合はそれほど増えませんでした。
増えたのは、共通話題です。例えば、AI関連と税務の記事は実は海外からのアクセスが結構増えました。
機械学習を研究や探求されている方が応用的な内容を求めてアクセスしたのかなと考えています。
ヘッダーメニューが乱れる
TranslatePressの悪い点なのでしょうが、ヘッダーメニューが乱れることがあります。
不要な部分を英訳サイトへ飛ばすようにしてしまうので、日本語を見ていても英語サイトを見てしまう場合があります。これでは、主要な日本語ユーザーへ不満な点が出てしまいます。
Redirectionなどでやり方を検討していましたが、それでもたまに不具合が出ます。
どういう理由なのかは分かりません。
このやり方である程度は防げるのですが。
小さな不具合が気になるというのも辞めた理由です。
紹介者がやめていた
紹介していた人が不意にやめていたというのも、辞める理由です。
別に、その人が続けようがやめようが自由なのでしょうが、その利点に修正がかかったということだと理解しています。
色々試してみて変えるというの悪いことではないです。
誰かの判断を見た上で、自分でも判断してみるというのがウェブで大切なことだと考えているので、これでいいかなと。
紹介の人がやめてすぐにこちらがやめるわけではありません。だいぶ経っています。
こちらはこちらで、成果をきちんと把握した上で、見送ろうと考えました。
ニーズの実感が完了した
まずはやってみて考えようというのが最初に始めたときに決めていたことです。
うまくいけば、そのまま更新をする予定でした。
結果として、英語用であればサイトを分けた方がいいという結論に達せたので、一定の成果を得られたともいえます。
TranslatePress自体は、一つ持っていれば複数のサイトに適用することも可能なので、いくつか試してみたいという人にはコスパはいい気がします。
自分のサイトとの相性もあるので、続ける人もいるでしょう。
上手に使って向き合ってみましょう。