図書館が閉まっていて文献を調べられないという話が出ております。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大学や自治体が運営する図書館の休館やサービス縮小が続く中、約9割の学生や研究者らが自らの研究に影響があると回答していることが3日、研究者らの有志でつくるグループ「図書館休館対策プロジェクト」の調査で分かった。約4割が研究の継続が困難になると訴えており、サービス拡充を望む声が多く寄せられた。
調査は4月17~30日に、インターネットで実施。人文・社会科学系分野を専攻する大学院生や大学教員らを中心に2519人が回答した。
プロジェクトの発起人は「若い研究者のキャリア形成にも影響がでる」と指摘した。
人文系の論文は資料が全くない段階だと論文がぜんぜん進みません。
図書館が早く開いてほしいのですが、開いた際に何を探そうか考えるとまた時間がかかってしまうため、図書館が閉鎖している間に何を探そうか当たりをつけたいです。
調べ方がわからない人は、司書さんにお願いをして方針を決めるのですが、今回はその司書さんのあんちょこというべきデータベースのご紹介です。
レファレンス共同データベースとは
公立図書館や大学図書館など、図書館に文献調査事例、文献調査のマニュアルなどを提供する目的で、国立国会図書館がこれら全国の図書館等と協同で構築しているデータベースです。
2020年5月5日現在、828の図書館が参加しています。
図書館に行って、司書さんに質問をするとこのページを見ていることがあります。
司書さんも直接このページを見せてくれることもあります。
図書館が閉まっている間に当たりをつけるのに良いサイトです。
単語で調べてみよう
基本は、 レファレンス事例や調べ方マニュアルをよく使うでしょうが、検索ボックスに調べたいことをそのまま入力してみても面白い内容が出てきます。
細かい話はおいておいて、検索ボックスに調べたい言葉を入れてみましょう。
例示で「労働法」で調べてみます。
並び順は用途によって選びます。
「適合度順」「管理番号」「事件作成日」「登録日時」「最終更新時」「アクセス数」「拍手!数」など、順番が選べます。
主軸となるよい回答例を知りたい場合は「適合度」でまずは調査するといいでしょう。
最新の何かを知りたいとなってくる場合は、「登録日時」を降順にしておけばよいです。
司書さんの調べは面白い
答えの有無がはっきりしないものも、わかるところまでをアドバイスしてくれるので参考になります。
興味深い質問や回答の一例として『「女性に年齢を訊くのは失礼」という風習がいつ頃どのように生まれたのか知りたい。』などというものにいきつきました。
「ここまでわかる」「ここからがわからない」や「全体はわからないがこういう近い答えがわかった」などと、イエス・ノー以上の答えを返してくれています。
図書館が開いたらぜひ直接もお伺いしたいところですが、文献が見られない中ではこういったデータベースを活用しておいても、小さなヒントになるかもしれません。
課題へのアプローチわからない人向けに
休み中にこういったデータベースを見ておくことで何かしらのヒントになることがあります。
課題がなんとなくぼんやりわかってきた方でも、そのアプローチがわからないから論文にならない場合に具体的なやり方を見せてくれます。
手詰まり感がある方は、気になるキーワードで大まかに検索してみると、ちょっとだけ創造力へつなげられるかもしれません。
ご興味のある方はあ、お手すきのときにぜひサイトを訪れてみてください。
【編集後記】
南極カチコチ大冒険は、敵がはっきりとしていてゲストキャラクターもいたので、スッキリしたストーリ展開でした。
時間を見つけてドラえもんの映画を全部見てみたいです。
【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【一日一新】
子どもと菖蒲湯
映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
【子育て日記】
一緒に菖蒲湯に入りました。
「くさはいってる〜。とって〜」と言っていましたが、「身体にいいんだよ」と説明すると納得してくれました。