租税法の学びの際の参考書籍一覧のページです。
税法免除免除大学院のため入門書の一覧はこちらにもまとめております。
税法免除大学院希望者向け、研究計画書を作るための租税法入門書
1. 税法入門 金子宏ほか
金子宏先生が主体で書いている税法入門の書籍です。
本の厚みが薄いので、租税法の入門をするときによくオススメされます。
ただ、内容はとても濃いです。
厚みだけで選んでも読みやすい本ではありません。
ただ、読み返すと俯瞰度合いが高い本です。
2. 租税法 岡村 忠生ほか
章立ての具合やコンパクトさとまとまりがしっかりしていて分かりやすい入門書となっております。
全体を読み終わってから、冒頭のタックスロイヤーのジョークに戻ると、また何かしら得るものがあるかもしれませんね。
3. 租税法概説 中里実ほか
実務家を多く取り入れて租税法の概説をしています。
中身は濃いのですが、読みやすさがあるので選んでみても良い本かなと。
4. 基礎から学べる租税法 谷口勢津夫ほか
大切なところに論点をおくことを主眼にしています。
例えば、租税の基本概要の部分は最初の章立てから外して各論の中で紹介するなど、役立つところを中心に見せるようにしている心意気を感じます。
5. ケースブック租税法 金子宏ほか
6. 租税判例百選第6版 中里実ほか
租税を学ぶ際には必ず判例研究が出てきます。
有名なものから、その道を進むに当たって必要なものまでコンパクトにまとまっています。
7. 国際租税法 第3版 増井良啓 宮崎裕子
国際租税法の概要を理解するのにわかりやすく論理を運んでくれている本です。
租税法の国際的な側面に興味がある方は、パラパラとめくってみてください。
骨子をしっかりと理解できる本です。
8. よくわかる税法入門 三木義一
口語調で分かりやすい説明内容です。
分かりやすいので、手始めにこれから読むのがいいでしょう。
全体枠を把握するにはもう少しかっちり読みたいという場合もあるやもしれません。
ただ、税法関連で簡単に書いてくれている書籍というのは貴重です。
良い入門書です。
9. 伊藤真の日本一やさしい「憲法」の授業
憲法を基礎から学べます。
著者への思想的な批判レビューもありますが、憲法自体が原理原則の考え方です。
つきつめると極端なことまで至ってしまう性質があることを加味した上で基本ラインを理解するために読むと良いでしょう。
10. 法律を読む技術・学ぶ技術
法律の構成を理解できます。
租税法というよりも、法律に対してのアプローチ。
法律用語の使い方も学び直せます。