相続などで土地や建物を保有した人で、引越しをしたり結婚で姓が変わったりすると登記の変更必要です。
登記変更はもちろんすぐに行うのがいいかもしれないですが、実際にはその土地や建物を売却する際に行うことが多いです。
放置してしまうと、結局依頼をして数万円を支払うことに。
住所変更や苗字変更は司法書士さんに依頼することもできますが、あなた自身でもできます。
時間がある方はぜひ自分で。
やり方をみてみましょう。
登記変更の所轄の法務局を調べよう
登記の変更をする場合には、家の場所によって所轄の法務局に行って申請をします。
まずは所轄の法務局を調べることから始めましょう。
法務局の一覧はこちらにあります。
あなたの所有している物件の所在地の法務局を選んでみてください。
「不動産登記管轄区域」と「商業・法人登記管轄区域」があります。
会社関係でなければ「不動産登記管轄区域」を見ます。
名義変更の申請に必要な書類をそろえよう
申請用紙もありますが、現地でも書くことができます。
よく分からなければその場で聞くと仮定して、事前に持っていく必要がある書類をそろえます。
持っていく書類は、原因(今回の変更があったこと)を証明できる書類になります。
- 物件を特定できるもの(下記のいずれか)
- 目的:登録変更をしたい物件の地番や家屋番号が正確かを確認したい
- 登記簿
- 権利書
- 固定資産税の通知書
- 住所変更の場合
- 目的:移動前後の住所地の関連性を証明するため
- 住民票(本人分、抄本でも可)
- 苗字変更の場合
- 目的:変わる前後の苗字が正しいことの証明
- 戸籍票(名義変更確認用)
- 住所と苗字
- 目的:上記と違い本籍記載の住民票が必要なのは、住民票と戸籍の関連性を示すためです
- 本籍記載の住民票(本人分、抄本でも可能)
- 戸籍票(名義変更確認用)
氏名変更の申請用紙
H28.10.1更新の申請用紙の雛形と書き方は以下の通りです。
前もって用意する方は参照してみてください。
実際に名前変更の必要書類を持って行こう
必要な書類がそろったら法務局へ行きましょう。
事前に記入をしたい人は、チェックしてもらえます。
上記書類以外で必ず持っていくべきものは訂正印です。
書類はどんなにそろえても間違いがあるものです。何度も持って帰ってこなくていいように、その場で訂正印を押せるように持っていきましょう。
実印でなくても認印で十分です。
また、シャチハタは訂正印で認められない場合があるので、朱肉を押すタイプのものにしましょう。なければ百均のものでもいいです。
不動産名義の変更費用
1物件(土地と建物があれば2物件と数えます)の変更は1000円です。
不動産免許税ですね。
収入印紙は法務局にもおいてますので、余分目の金額を持って行きましょう。
登記変更の手数料の他の費用は自分の時間がです。
手続きは確認したり調べたり足を運んだりで時間がかかります。
この時間手数料をできる限り少なくするために足を運ぶ回数は最低限にします。
だから、手持ちの金額が足りなくて再度法務局に足を運ばなくて良いようにしましょう。
大阪の法務局の近くにはスタバもありますし、ちょっと行けばグリーンベリーズコーヒーもあります。
スターバックス谷町四丁目
グリーンベリーズコーヒー
法務局の相談時間
書式がわかりにくい場合は、必要書類を持って予約して相談で大丈夫です。
一枠20分程度の相談です。
時間がある方は自分で行ったほうが、費用が安いです。
平日の時間がなかったり売買の登記だったりであれば、安全性を考えて専門家の先生にお願いするほうが安全です。
ただ、簡単な変更はあなた自身でもすることができます。
依頼判断の参考にしてみてください。
【編集後記】
就職活動が本格化していく時期なので、用意する方も慌ただしくしています。
就職についての論調はたくさんがありますが、お互いのよい機会にしたいです。
【昨日のはじめて】
芋すいーと
【子どもと昨日】
少しずつ歯が生えてきました。
歯ブラシを覚えさせるのに、とりあえず渡してカミカミさせてます。
たまに、ブラシだけでなく柄の部分もカミカミしてくれます。