先輩への昔の恨みが社員教育の仕方を固執させる

ビル
社員教育の方法が変わってきています。
ひと昔前であれば、その本人に納得いくまでを考えさせて自分なりの答えにたどり着かせる。その後に答え合わせとして先輩社員の正誤を合わせる。

こんな形でした。

 

しかし、今は新入社員はすぐにマニュアルを求めます。

何か正しいことが一つ必ずあるんだという認識が前提にきています。

 

また、企業側にとっても成長に付き添ってあげられるほど待ってあげる余裕がありません。聞かれたことにはさっさと答えて、誰も悩んでいない点で悩んで答えを見つけてほしい。

年代によるギャップと言えましょうか。

 

しかし、教育の方法はなかなか変わらないものです。そしてその変わらない理由は、先輩への恨みだという人を見かけました。

ビル

*新しい施設を眺めながら by iPhoneX

 
もくじ

最近の教育変わってきた

スピード感を重視する企業は人を従来のように時間をかけて育てない。

それは、商品サイクルが短くなる中で、人の達成スピードをあげさせるための試みです。

 

本人に考えさせた上で答えを見つけさせる。考える力で自立させる。

そういった心みは少し減ってきているようです。

最後に先輩社員との答え合わせのフェーズが発生するため、その社員の経験値を超えなかったり、組織内のリソースとして答えがあるものをわざわざできるようにする必要がないからと考えているのでしょう。

 

一昔前の教育を変わらずする人

一方で、昔されて嫌だったこと。強烈に印象に残っていることをわざわざ今の世代に突き放してしている40代の方に先日出会いました。

考えさせるという教育の名の下に突き放し、指示も曖昧であればチェックも曖昧で。そして毎日首を絞めるような物言いをする。

 

旧時代的です。

昔の方法に何か成果があるのか分かりません。

なぜにそんなやり方を今も採用しているのか疑問でした。

 

理由として、人への恨み

昔の方法でわざわざやっている理由は、やっとこさ分かりました。

それは、「昔されて嫌だったから。」です。

 

理由になるようなならないようなです。

 

昔突き放されて、いじめられて、成果が出るまで育った人。

その人自体、仕事はできるのですが、いじめられた経験がどこかにトラウマなのです。

 

心のどこかに引っかかっているから、その教育方法を下の世代に取っているとの分析に至りました。

 

こういった人にこそカウンセリングのような手法で、心の棘を暗に取ってあげると良いですね。

いろいろなことが求められる世の中です。

 

【編集後記】
組織を突き詰めると人の問題に行き着きます。結局は、人なんだと最後に思い知るところです。

【昨日のはじめて】
チェリオ覚醒ミント

【子どもと昨日】
頭を打って出血してしまいました。

帰ってきてそのことを知り、急いで急患で見てもらいました。大事には至りませんでしたがヒヤヒヤものです。

そして、仕事で何があっても容赦無く関係なく家族のことが起きると、再認識です。

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