修士論文を書いていくとき、そのテーマ設定に行き詰まる。
その場合、テーマ設定が再度必要になる。
と、表現すればきれいですが、実際はテーマ設定の連続です。
ほとんどの方がテーマ設定に悩まれますが、一度決めても悩みがなくならないのです。
テーマに行き詰まっても諦めずに、再設定が続くと理解しておきましょう。
調べるほどに行き詰まる
論文のテーマ設定は調べるほどに行き詰まります。
調べていて証明がされていない部分があるなと感じていたら、実は別の論文の副次的なところにすでに言及があったり。
証明できると考えていたことを深追いしてみたら、結局証明できないからこそ触れられていなかったり。
「これだけ多くの人がその分野のテーマに取り組んでいることから、すでにすべての領域が食い尽くされているように感じる」。
しっかり調べていくとこの状態まで行き着きます。
行き詰まったら進んだ証拠
どん詰まりに出会ったら、研究が進んでいる証拠です。
研究が進まない。
うまくいかない。
そういった不安に駆り立てられますが、まずはひとまず自分が先人と同じ立ち位置に立ったことを褒めましょう。
テーマを変えたくなる。
やってきたことがムダだと感じる。
などなど、気持ちが落ち込むことがあるかもしれませんが、対策を考えるのは次のフェーズです。
範囲を絞ったり空白地を探す
当初のテーマが行き詰まったら、範囲を絞る・変える、空白地を探すことをしてみましょう。
ビジネスでも似ている気がします。
他の人と似たような商品やサービスから始めざるを得ないかもしれません。
でもそれは、独自の商品やサービスにたどり着くために必要な過程です。
他の人がやっていることから少しでも外れようと頑張った結果として、誰かがやっていないところが見えてくるものです。
論文についても同様に、どこまで証明がされているかを判断できるまで行き着いた後、方向転換をしていくものです。
テーマ設定は論文を書き終えるまで続く
テーマ設定は論文を書き終えるまで続きますので、一度や二度テーマで行き詰まっても気にしないようにしましょう。
続けることが大切です。
仮の結論を用意した上で、その中身を用意する。
中身の論述や証明をしていくうちに、証明できることが違うことに気づく。
そういうことは当然あります。
むしろ、論文を書き終えるまでテーマの微調整が続くこともよくある話しです。
「はじめに」は最初にありますが、最後に書く人も多い箇所です。
それは、論文テーマや方向性が最後にやっと決まってくるからです。
という訳で、テーマ設定のやり直しに遭ったとしてもめげずに、論文をどんどん進めていきましょうね。
【編集後記】
夏までに論文書き終わりたいですね。
早めの時期を目標にして、書き進めてみています。
【運動記録】
ジョギング雨 ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【一日一新】
エンドレスな追いかけっこ
【子育て日記】
追いかけっこが好きなようで、エンドレスで続けています。
終わりが見えないとできないのは、大人の勝手なところですね。
こちらとしても変化をつけながら、追いかけたり追いかけられたりしてます。