ライバルを決めると市場の形がわかる

市場の形決めることとライバルを決めること、どちらを先にするべきでしょうか。

結論として、どちらでもよいと言えます。
市場の形を決めてからライバルを決めることが一般的ではあるにせよ、逆のやり方はそれはそれで市場の形をはっきりさせることになります。

 


*どの車がライバルなのか

 

もくじ

ライバルを決めることの例

とあるバットマンの映画では、バットマン自身がライバルはスーパーマンと定義しています。
ここにジョーカーが出てきて、嫉妬のような関係が出てきます。

ライバルがその敵であるジョーカーであるか、別のヒーローであるスーパーマンであるかで、対象の認識が大きく変わります。

ジョーカーであれば、対峙する悪役がそのライバルということです。
悪に対する対抗度合いがバットマンの存在意義となります。

これに対し、別のヒーローがライバルであるならば、義のヒーローであるかが基準になります。
そして、正義の行いをどれだけするかが尺度になるといえます。

両者は似ているようで、方向性が全く異なります。
市場を見るときはこういった見方を変えるややり方が効果的です。

 

想定はやり直しがきく

実際にジョーカーがライバルであろうが、スーパーマンがライバルであろうが、かまいません。
ここで一番言いたいことは、誰がライバルであるかを想定することが、思考を深めるということです。

例えば、ライバルがジョーカーであるとバットマンが考えれば、敵をどれくらい倒そうかと次の行動が移っていくはずです。

でも、ライバルがスーパーマンであれば、どれくらいの強さを発揮できるかなど、正義の達成方法に軸足が置かれるはずです。

どちらが正解かということは重要ではありません。

「ジョーカーがライバルとするとこういう広がりが出て行動が決まってくる。
スーパーマンがライバルなら、こういう行動が次に必要になる。」
といった、思考実験ができることがこれら仮定の大切なところです。

そして、時間とちょっとの度量をすればかんたんに想定ができます。
やり直しも自由です。

一度動いてしまえば費用も遺失利益も発生するでしょうが、想定ならそうでもありません。

自分の方向性を把握する上でも、こういった思考はとても大切です。

ライバルを見つけてみることからの市場確定

マーケティングの基本では、市場を確定させてからライバルを決めることが多いです。
でも、市場も決まらないし、ライバルも見つからない、なかなか実験が進まないことも出てきます。

でもライバルを先に決めることの方が簡単な場合は、ライバルを決める方法かいいです。
相手がはっきりしているから。

市場を確定させることがセオリーにうまく当てはまらない方は、ライバルから市場を決めていきましょう。
自分が取り組もうとする市場を少しでも明らかにするきっかけにできるかもしれません。

 

【編集後記】
たまってきたごみをまとめて捨てました。
年末のしごとは早めにやりきりたいです。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(4歳・0歳)】
上の子と見ていた番組で、ナポリタンが。
「食べる?」と聞くと、上の子が「たべる。」と。

ホール缶からつくったので、濃度や味を調整してつくると、おいしかったようでパクパク食べてくれました。

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