災害が起きたときの対応はどこの企業も
悩みどころです。
業務としてどこまでをカバーしておくべきか、
他支店との連携をどうやって取るのか、
会社としてどこまで備えておくべきかを
決めるだけでも大変です。
また、システムを入れなくていいいかというと、
実は家族が心配で災害時に勝手に帰ってしまう
社員がいるため、うちは不要と考えている
中小企業も必要なシステムです。
しかし、そもそもこの対策にどれくらい
費用をかけられるでしょう。ルールさえできて
いない会社もある中、費用がかかりすぎると
社内決裁に二の足を踏んでしまいます。
だからこそ、費用をかけずに入りたい安否確認システム。
現在の安否情報を一元管理するシステムという
定義で話を進めます。
実は、BCP(事業継続計画)と合わせて
保険会社が無料で加入者向けに
安否確認システムを開放しているので、
こちらを上手に使うといいです。
4つご紹介いたします。
大同生命保険
保険契約者向けに大同生命保険が
安否確認システムを無料で開放しています。
大同生命保険は、災害時に社員の安否を確認する自社が使うシステムを、全国の中小企業に無料で開放する。条件は、経営者や社員ら3人以上が保険契約を結んでいることだ。こうしたサービスは保険業界で初めて。(2019年7月2日 朝日新聞)
(保険業界ではなく、生命保険)
安否確認システムは通常使うと加入料と
月額料金がかかるため、保険料よりも
かなりお得ではないでしょうか。
中小企業ならすでに3名加入している場合も
想定されます。生命保険加入で使えるのは
とても便利です。
無料の安否確認システムとして有望株です。
ちなみにその提供しているインフォコムの
安否確認システムは通常、有料です。
Chubb(チャブ)損害保険
チャブ損害保険も、安否確認システムを
保険加入者に提供しています。
業務災害安心総合保険はケガや労災補償などの
保険ですが、こちらに加入している方に
追加費用なしでご提供しています。
三井住友海上
「スマ保災害時ナビ」がありますが、
こちらはプッシュ型の安否確認システムではなく
プル型のシステムのGoogleと連携しています。
企業で使うには一元管理プッシュではないので、
おススメではありませんが、災害時のノウハウや
避難場所が見れるアプリの提供をしてくれます。
ちなみにこちらが、Googleのパーソンファインダーの画面です。
家族でこちらに入力すると決めておくのは便利ですね。
双日インシュランス
地震費用保険(地震あんしんビジネスパック)で
「従業員・家族の安否確認システム」が導入
できると案内があります。
ただ、そのパックの詳細案内ページにつながらないので、
もしかしたら、現在は主力で売っていないかもしれません。
無料ならLINEか?
無料ならLINEかなと考える方もいるでしょう。
LINEをビジネスに使っているならそれでかまいません。
ただ、LINEはプライベートと割り切ってる
組織も見かけますので、その場合は別の
システムを導入検討するべきところです。
まずは、無料のところを検討です。
まとめとして
地震や水害など目立ってきている
世の中です。企業としても
安否確認システムを早めに入れましょう。
その際に、まずは無料のものを選ぶと
試しやすいところです。
保険会社さんでシステムを
無料で提供してくれるところなども
検討視野に入れておくと選択肢が広がります。
【編集後記】
大学院の研究においては、資料集めがうまく
できるかが手間を省く大きなポイントです。
入学前はあまり気にしていませんでしたが、
使いやすい司書サービスがあると論文の
効率がぜんぜん違います。
大学の説明会に参加する方がいれば、
必ずチェックしてほしいところです。
【運動記録】
ジョギング O ストレッチO 筋トレO サプリO
【一日一新】
とある調査
【子育日記(2歳)】
ブロックの想像力が冴えてきています。
ちょっと別のパターンを朝教えると
夜にはそれを会得し、翌日には
以前に教えたパターンと紐付ける。
教えられるようにもっと新しい
組み合わせパターンを考えないと
いけないなぁと。