独学をするとき多くの人が立ち止まってしまいます。それは、学校の学習のようにカリキュラムがはっきりしていないし、伴奏もないからでしょう。
だからこそ、独学で大切に干して欲しいのは即効性、実利性、カスタマイズ性です。そして、網羅性を犠牲にしておくのも付け加えるべき点でしょう。
即効性・実利性・カスタマイズ性
独学をする際には、即効性・実利性・カスタマイズ性を出来るだけ大切にすると良いです。それぞれ説明していきます。
1.即効性
すぐに役立つということです。
学位などであれば、達成したということをはっきりと卒業証書であったり資格証明書で示してくれます。
その証明を持って、役立ったということを証明できるでしょう。
しかし、独学では誰もなにも証明をしてくれない。
だからここで即効性が大切ということが言えます。
「学んだ → すぐに役立った」というのは最高の証明です。
学んだことが役立ったということは独学を続ける大きな意欲になります。
2.実利性
即効性に近いところですが、役立つものを選ぶということです。
役立つというのは人それぞれの基準で構いません。
役立たないものを独学するのかという逆の質問も成り立ちますが、使わないのに英語を勉強するなどは良い例でしょう。
(逆に将来使うという強い意志があれば学んでもいいでしょうが)
現在も将来も使わないものを学ぶというのは独学では避けて、現在か将来かに使いそうなものを学びましょう。
3.カスタマイズ性
知っているところと知らないところを自分に合わせたカリキュラムで対応できる。
カスタマイズ性が独学のいいところです。
例えば、統計学を学ぶとしても平均やら分散などはよく出てくるもの。すでに何度かトライをしていて理解しているものとも言えます。
これが単回帰分析、さらには重回帰分析に至った場合にはどうでしょう。
単回帰分析まではできているかもしれません。
それであれば、先の重回帰分析から学べばいいのです。
カリキュラムで再度学ぼうと考えると、平均からまたやり直しです。
これでは時間ばかりかかって自分ができない本題に至れません。
独学はカスタマイズして自分に合うようにできるのがとてもいいところです。
網羅性を大切にしない理由
学校の勉強を考えると、カリキュラムの全てを学び切りたい欲求が出ます。
しかし、敢えて網羅的に学ぶという姿勢をやめてみてはどうでしょう。
(できる方は別に網羅的にしてもらっていいです)
網羅性を捨てると、量が減ります。達成するまでの時間も少なくできます。
カスタマイズして即効で実利を取ろうとすれば、このように網羅性を大切にしないという態度をあからさまに取ってみると時短ができます。
だから、網羅性を大切にしないといいのです。
『「超」独学法 AI時代の新しい働き方』における独学で大切な4点
さて、参考までに超整理法の野口さんが提唱する独学における大切な4点も参考までにみておきましょう。
継続のために必要な4つのこと勉強を継続するために必要なのは、つぎの4つだ。
- ①はっきりした目的を持つ
- ②強いインセンティブを持つ
- ③勉強の楽しさを活用する
- ④時間を確保する
勉強する目的は、それによって将来、所得を得ることなのか?資格を取りたいのか?あるいは、いまの仕事に関する最新の情報を得ることか?それとも、自分の経験を多くの人に知らせることか?目的は、明確で具体的なほうがよい。。。(改行は引用時に適宜追加)
時間は人によって違う
インターネット上には色々な人がいます。
時間がある人もない人もいます。組織に縛られている人も。子どもの面倒をみなければいけない人も。資金がない人も。
インターネット上ではその前提条件はあまり見えません。
だから、表面上だけ見て出来栄えを比べることにはあまり意味がないのです。
例えれば、スタート位置が違う100m走のようなものです。
基準にするべきは全体があきらかだったり、過去の自分であったり。
まとめ
全てを誰かに教わることはないです。
誰しも独学の側面を持って学ぶことでしょう。
何かに行き詰まれば、ふとやり方を見直してみるといいかもしれません。
【編集後記】
歯の検診に行きました。体調も万全なので引き続きがんばります。
【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレX サプリO
【昨日のはじめて】
とあるAIセミナー
【昨日の子育日記】
パンダをせがむので、一緒にパンダの動画を見ました。
なにやらのどかな音楽が裏に流れていたので、一緒にそのまま少し寝落ち。
まったりしたこういう時間もいいものですね。