ニーチェの言葉には、
ある程度までのところ、所有が人間をいっそう独立的に自由にするが、一段と進むと所有が主人となり、所有者が奴隷となる。
所有とシェアの二択でどちらがいいのかを考えるのは、実は同じことです。
投資と同様に入口と出口の両方をセットで考えれば、短期間だけの使用利益を得ようとする行為との理解ができます。
売れるから所有もレンタル化する
買って所有するよりもシェアがいいという話で、最近大きく流れが変わったのは所有も途中でやめやすくなったことです。
業者を介した中古市場への売却はもちろんのこと、個人間での売買が簡単になりました。
攻略したゲームを売ることもできるし、読み終わった本を売ることもできます。
途中で売ることができれば、実質の使用料は購入価格よりもずっと小さくなります。
この使用料をよくよく見てみるとレンタルであったりシェアであったりと同様の様相を呈しています。
シェアは安く使う、必要なときだけ持つことで社会にもエコな感じです。
途中で売れば、この2つも満たすことができます。
値崩れしないものを買うこと
実質の使用料を小さくするには、売却価格が高い方がいいです。
洋服をこのように使う場合には、セールで値崩れしないものを欲しがる人も出てきています。
安いものを買うよりも、値崩れしにくいものを買うことが求められています。
所有かシェアかを選ぶ基準として、この値崩れに観点を置く方法があります。
ロレックスは昔からそのような購入のされ方でした。
プレミアがついて、使っていても高く売れると。
供給が多いものは、値崩れしやすいのでそこはシェアを上手に織り交ぜたいです。
不動産でも供給が少なければ売りやすい
不動産は資産でありながら夢も含んでいるので語りにくいです。
でも、値崩れしにくいものであればシェア(賃借)にこだわらずに購入しても損をしません。
といっても地域性の高い資産なので注釈を付けないといけない。
地価が高い地域は、購入が合いにくいです。
代表格は東京、そしてその周辺、それら三大都市。
タワーマンションは投機性、供給過剰な地域もあり、抽選度合いもあるので値崩れがしにくいと一概に言いにくいです。
かなり入念に探した土地付き建物は、しにくいものも。
単に使うだけであれば賃貸の方がやけどをしません。
売ることも念頭において探すと、借りるよりも買って(一時期)所有した方が儲けを出す可能性が高まります。
会計で固定資産に分類されるものと消耗品を同系統として論じるのは枠組みが大きいですが、売れる(出口を選択できる)ことで、所有とシェアに似た経済効果を見出せます。
所有を嫌う社会の傾向で動きにくい方がいれば、流行っているシェアと似た個別性がないか。すなわち、途中で手放すことで使用料が少なく、あわよくば儲けがでないか考えてみましょう。
良い答えがでれば、その資産や商品は「買い」と判断できますので。
【編集後記】
ホワイトデーのお返しを探しに来たのですが、百貨店では人がもみくちゃでした。
完売しているものも多数あります。
お返しを必死で探しているためか、いつもより男性の比率が多いです。
【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO
【一日一新】
白いイチゴ
【子育て日記】
帰りを待っていてくれたようです。
家に着く前はご飯を食べないと聞いていたのですが、着くとすぐに席に移動。
一緒に夕食を食べました。