続けるためには、わかりやすいやりがいがあるといいです。
崇高な目標を掲げて突き進むのは、すごいことですし、できる方は尊敬の対象です。
でも、そんな純度100%のような生き方がみんなできるわけではありません。
俗物と言われようが、目先のやりがいがあった方が、小さく達成できます。
やりがいを見失う話
目に見えないものはわかりにくいです。
やりがいは、目に見えないものの冴えたるもの。
だから、同じくわかりにくいです。
営業をしていれば、目の前のお客さんによろんでもらうことがうれしいですね。
しかし、会社の都合もあります。自分の成績の勘定もあります。
結果、目の前のお客さんに、よろこんでもらうことと自分の目的がずれます。
快・不快としてわかりやすいお客さんの反応が、悪くなる。
目の前の指標の反応が悪くなれば、自分のやっていることが合っているのかわからなくなります。
(「何に」合っているのかはさておきです。)
社会のためは、誰のため
ある公務員の方からのキャリア相談の一例で、組織の論理と社会へ役立つことにずれがあって、やりがいを感じなくなったと。
ある仕事をする上では、社会的な意義を十分に感じて就職先として選びました。
その意義を組織としては達成しています。
でも、組織の一部である自分の仕事は、そういった社会的な意義を感じることとはかけ離れた、繰返しの仕事。
逆に、向かう方の不快を定めるような仕事も混じっていたようです。
結局やりがいを感じなくなり、キャリアを変えることを検討しています。
わかりやすいやりがい、目先のやりがい
続けるとは、わかりやすさがほしいのだと改めて感じさせる相談でした。
どこかのドラマや映画のように、わかりにくい崇高な目標に向かうことは、みんながみんなできるわけではないです。
社会に出れば、自分の裁量でコントロールできないことも増えます。
崇高な目標を常々達成できる信念と環境を誰しもふんだんに用意できないこともありえます。
崇高な目標に向かいにくければ、そこへ向かうために分割して、わかりやすい目標を持ちたいものです。
長い道のりの目標であればあるほど、噛み砕いて、目先の目標に落とし込むと達成しやすいです。
ブログの毎日の更新が難しいという方には、一日最低一行書きましょうというレベルまで落とし込んだ例もあります。
「一行書けると、数行を簡単に書ける」と気づいたようで、目標を目先のものに設定してうまくいった例です。
論文を書くことにおいても、学習を進めることにおいても同様です。
達成しにくい大きな目標に立ち向かっている方がうまくいかないとき、大きな目標に添えて目先の目標を見つめてみるのもよいです。
うまくいかない方で、気になった方がいれば、試してみてください。
【編集後記】
マネケン 栗ワッフルをもらいました。
お芋かなと感じる味で、少し涼しくなった時期の秋の始まりにピッタリでした。
【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【子育て日記(3歳)】
「〇〇でごじゃる〜」の音にハマったようで、その音を聞くたびにツボってます。