アメリカの働き方のレポートで、
AIの台頭でソフトスキルを身につけにくく
若者の就職リスクの話が出てきました。
マッキンゼーレポート2019年7月『アメリカの未来の働き方』概要
訳した直後はピンと来ませんでした。
でも、昭和半ばの商売の話をする機会があり、
日本でもソフトスキルが上手に育った世代は、
熟練した商売人になっている
ことを目の当たりにすることに。
小さなことでも続けられる助走期間を
しっかり持つことが大切と改めて認識します。
昭和半ばの商売の話
少し前の交流会。
もう退職をしている年代と話すと、
「昔は商売をすれば儲かった」と。
今から考えれば何もスキルらしきものは
なかったそうです。
しかし、特別なスキルがなくても儲かった
時期を上手に活かして、その期間に別の
人が身につけられないような何かを身につける。
お話しした退職した年代の
この歳まで仕事を続けられる方に
お会いすると、いつも卓越した
経験と勘を目の当たりにします。
こういう勘は、もちろん努力の賜物です。
同時に、特別なスキルを身につけられる
ちょっとした時代背景もあったのかと
改めて感じました。
令和はじめの商売の話
昔の人が恵まれていたという話ではありません。
今の人は、成果がすぐに出てしまう話です。
成果が出てしまう。
白黒がはっきりしてしまう。
続け抜く前に、資金が底をついたり
やる気がなくなってしまったり。
色々なことが選べてしまう。
情報が行き交って周りが見えてしまう。
令和が始まったばかりですが、
こういった時代の良さを眺めて
参考にもできます。
夢を語れる商売をしなければならない世界
もう一つの令和の特筆すべきことは
夢を語らないといけない時代になったことでしょう。
SNSを見れば、「XXを変えたい」なんて
フレーズをよく見かけます。
夢を語っていなければビジネスも
認めてもらえない。
単にものを売るだけではなく、
どんな人で何を思っているかを
見た上で買う=誰から買うかが
重用される時代になっています。
XXをしなければいけないと
考えすぎるのは本末転倒です。
でも、そんな制限も受け入れながら、
スキルと夢(マインド)のセットを
上手に作るのがこれからのビジネスでしょう。
「XXがなければうまくいく」は鳥が空気がなければうまく飛べると考えるのと同じ
儲からないことを続ける種植え
儲からないことをいかに続けるかを
上手に日々の生活に落とし込むことが
必要ではないでしょうか。
夢は、儲かりすぎては夢になりません。
ムダだからこそ夢です。
用途がわからないからこその夢です。
道半ばでは投げ出したくなるかもしれません。
日々の儲からなさに嫌気がさすかもしれません。
でも、歴史に学ぶことが少しでも大切と
感じてもらうのであれば、昭和のスキル獲得パス、
令和の夢を語る必要性、そして夢はムダの塊という
三セットで儲からないことへのやる気を育てましょう。
植えたタネが上手に花咲くには
やはり続けることが大切。
そう感じさせる昭和と令和のビジネスの話でした。
【編集後記】
大きなプロジェクトこそ、日々の進捗が
見えにくいものです。
でも、一歩一歩進んでいるはず。
それぞれが向かっているところに
一生懸命進みたいです。
【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO
【一日一新】
ベイクホワイト
【子育日記(2歳)】
プールでかなり遊びました。
こんなに好きなんだったら
おもちゃを持ち込んでもっと一緒に
遊ぼうと感じました。
暑くなりそうなので、週末にまた水遊びします。