電子化が叫ばればかなりが経ちますが、大手の企業でサインと印鑑の取得に3ヶ月かかりました。
「印鑑なんてナンセンス」という話も出るかもしれません。今回の件は、海外の政府系に申請を出す書類のため、書類形式で内容をそろえる前提がありました。
ただ、関わっていてナンセンスと感じます。決定や印鑑に時間がかかるのは、中小企業も他人事ではないです。心当たりがあれば、他山の石にしてみてはどうでしょうか。
印鑑一つの取得に3ヶ月かかった原因
これほど時間がかかった原因は複数あります。
- 誰がサインをするか決める
- 1ヶ月経過
- 必要関連部署に郵送回覧をする
- 1ヶ月経過
- 間の商社との調整の時間
- 1ヶ月
しめて3ヶ月です。
物事には適切なタイミングがあります。申請を進めるタイミングが遅い場合、単純に書類が遅く出来上がりが遅いではすみません。申請が通らないことも懸念として出てきます。
いずれにせよ効率的ではありませんでした。
いつも遅いわけではないが、遅延すると目立つ
大企業病なんて名前がついているのですが、大企業がいつも遅いわけでもないです。ただ、すると目立つから大企業病なんだと改めて認識しました。
企業規模が小さければ、採用や取引など外向きの話で不利になることも単純に考えればあります。一方、でこのような大企業病にかかりにくいとアピールすることもできます。
もちろん、本当に病気にかかっていないことは確認しておくべきですが。
病気と意識すれば治る、中小企業も他人事ではない
病気と表現しましたが、治るのは簡単です。病気にかかっていると認識することです。
優秀な人も多い組織です。個人の能力ではなく組織体制や責任分担、またはそれらの複合的な要素によって発生しやすい症状でしょう。
単純に大きな企業だけではなく、中小企業のカテゴリーに入っている組織でも発生します。
組織体が大きくなくてもかかる場合、自分が病気にかかっていると認識しにくいです。だから中小企業でも、病気が起きていないか気にしておきましょう。
【編集後記】
今ある組織の中を円滑にすることも仕事です。非効率とは感じながらも、それを滞り進ませる役割としての仕事も存在します。全てが効率・非効率で片付けるのはちょっと乱暴なときもありますね。
【昨日のはじめて】
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【子どもと昨日】
気がついたら建具に傷がありました。最近、お気に入りのリモコンを振り回している人がいるので、犯人の心当たりはあります。
素知らぬ顔で楽しんでいるので、いそいそと修理キッドを探すつもりです。