組織の大小によりできること、得意なことが変わってきます。
大きな組織の良さはあるのでしょうが、担当がはっきりしなくなること、全体感を考える人が不在になるところはマイナスの部分です。
最近受けた営業において、それらに感じるところがあったので、まとめてみます。
同じことを何度も聞かれる
組織が大きいと同じことを何度も聞かれることが増えて、受ける身として「ムダだな」と感じます。
これが、私も頻繁に変わるような組織にいれば、もしかしたら合うのでしょうか。
Aさんにすでに全体の様子を伝えたとします。
Bさんが来て、同じことを聞いてきます。
はたまたCさんも、同じことを聞いてきます。
営業の様式として、自分の耳でそのことを確認することを求められているから、こういった行動をするのでしょうか。
社内の論理が強いともいえます。
そうすると、総合的にこちらのための行動を取らなくなってきます。
「その行動をすることで社内の点数が上がるからやっている」と。
ひとり、ないしは、小規模な営業組織であればこういった、点取り虫のような行動をとるインセンティブが少ないです。
小さな営業隊の利点といえます。
タスクノルマのために最適でないものも紹介してくる
こちらの課題をはっきり伝えているのにもかかわらず、その組織が別の不要な商品をしきりに紹介してきます。
他部署でもこちらの顧客情報を共有していしまっているからということも理由です。
でも、最適でないものや不要とすでに伝えているものを一生懸命紹介してくる組織に対して、営業を受ける側は好感を持つでしょうか。
当然、持ちません。
組織のリトマス試験紙にもなります。
その組織の商品をすべて否定するつもりはないですが、そういう組織とどう付き合うかはしっかり考えるべき点です。
その組織に対する違和感を感じるたびに、付き合い方を微調整することになります。
責任者がよくわからない
私の目の前に来て、一番多くの情報を取っていった人が担当者じゃないことがあります。
情報を聞いて、その情報の上澄みだけを取って、別の人らが数人寄ってたかって何かを紹介してくる。
誰かが責任を持って、商品1は合わないけれども、商品2が合うだろうという判断をしてくれません。
商品1の担当者も商品2の担当者もしきりに各々の商品を勧めてきます。
「この商品はとてもよいです」と。
「ただ、合うかどうかはあなたが考えてください。」のように、責任を取りたくないからか、最終判断をこちらにぶん投げるような形で収めてきます。
本当に求めるところは、私にとってその商品が合っているか、あなたの意見としてどう考えるかです。
それなくして、単に紹介するようなことがあります。
大きな組織になると、歯車が合いにくいのか、営業間で責任者が不明瞭になることも多いです。
小さな組織の利点として
小さな組織は、その小ささ故に営業力に乏しいことがあります。
ただ、上記に挙げたようなニーズのつかみ方や必要なものの調整の仕方など、しっかりと采配できる可能性は、小さな組織にあると感じます。
こういった細かいところで勝てるように、小さな営業であれば小さな営業の良さが出るようにこれらの点をつかいたいものです。
大きな営業隊を見て、感じたところをまとめてみました。
【編集後記】
WordPressのテーマ作成は、意外と面白いですね。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(4歳・0歳)】
ハロウィンですね。
仮装はちゃんと選んでおきました。
十分楽しんだようで、用意した身として、とてもうれしいです。