スモールビジネスの場合、ブログを書いてもぜんぜん上の表示がされないという悩みはありませんか?もちろん上位表示されたいのですが、もしされなくても、書くという事自体に実はメリットがあります。それはキーワードの収集です。
一般的なキーワードがどう推移しているかよりも、投下したキーワードに対して、どんな分野に興味を持たれているかを理解するのが、広告だけでなくマーケティングとしても有意義です。
キーワードを収集することで商品開発にも活かせます。
一般のキーワードの種類
一般にはキーワードの種類を大きさに分けて、ビッグワード、ミドルワード、スモール(ロングテール)ワードの3種類と理解することが多いです。
ビックワードは、競争相手が多すぎる抽象的なものです。例えば、ここに「キーワード」と入れていますが、このワードは検索にほとんど加味されないようなワードでしょう。だから、ビックワードです。
それに対して、スモールキーワードは、需要が少ない代わりに競合が少ないです。グラフにすると鳥の尾っぽのように見えるため、ロングテールキーワードと言われることがあり、ロングテールの方が有名かもしれません。
ロングテールこそが、ビジネスにとってはニッチな需要を捉えるために有効です。そもそもビジネスオーナーは、このようにキーワードの種類について理解し、ブログに取り入れることで、広告効果だけでなく、商品の検討にも役立ちます。
ブログでロングテールキーワードを得る
スモールビジネスのブログ、アクセスが少ないのに書く必要があるかを問われることがあります。アクセス以上に見てほしいのは、このロングテールキーワードをどう得ているかです。
小さなキーワードが見つかれば、それだけでスモールビジネスの方向性が変わります。というのも、スモールビジネスの場合、広告と営業や商品開発を同一の人や近しい人が行っていることが多く、フィードバックとして商品に反映させやすいです。
「ロングテールのキーワードを挟み込んで上位の表示を狙いましょう」という言葉をどこかで聞いたかもしれません。それは、結果論の気がします。
キーワードを挟み込むよりも、なにがキーワードかを自分に対して見つけるきっかけにしてほしいのです。作業的には、「池に小石を投げ込んで波紋を見つめながら自分と対話する」みたいな感じになってとても地味です。それでも、役に立ちます。
Googleトレンドはスモールビジネスで、見にくい
全体的なトレンドは、Googleトレンドから探せます。しかし、これはスモールビジネスに本当に役立つのか疑問です。感触として、ビックワードを得るのには丁度いいのですが、ロングテールを得るのには、見にくいからです。
Googleは全体的な流れを追う程度に使います。それ以上に、スモールビジネスでなにに取り組んだらいいか、どんな商品がウケるかを考えるなら、ブログなどに試したいキーワードを投下するといいです。
実際に自分が使ってみたキーワードにアクセスや反応があるかを後ほど分析できるので、そこからヒントを得やすいです。
Google Search Consoleでロングテール
投下してみたキーワードに反応を示しているかは、Google Search Consoleを使います。ここで自分のサイトにキーワードとして反応があるのであれば、少し脈ありです。
市場に出ていないトレンドやワードというものも存在するかもしれません。事前の市場状況はすぐに変わることを念頭においておきましょう。その上で、試したいキーワードを投げ入れてみて、アクセスキーワードの反応を確かめます。
スモールビジネスがロングテールのキーワードを得るのなら、このやり方の方がしっくりきました。
キーワードプランナーよりも、自分のキーワード
「自分のキーワードを集めましょう」というのが今回の主題でした。これからの流れとして、大をおいすぎると、小さな流れが見えなくなることに注意が必要です。
ブログ内に大量のキーワードがあると、見るべきキーワードが見えにくくなります。そうならないように、注意を払う必要があるでしょう。
自分がテーマや商品をブログで扱ってみる。そして、サービスに関するキーワードを自分でブログに投げ入れてみて、反応をリサーチする。これだけで、ちょっとした試験ができます。
予算や労力が限られている中で、より特化した需要とキーワードを探す手がかりになればうれしいです。
【編集後記】
仕事をするつもりが色々と予定が変わってしまいました。ピンチはチャンスとしてうまく対応します。
【運動記録】
ストレッチ○
【子育て日記(5歳・2歳)】
二人とも体調を崩し気味で一日かかりっきりでした。良くなるまでゆっくりさせるつもりです。