中小企業のウェブ発信はなかなか進んでいない印象です。
日々の発信を行ったり商品のこまめな使い方を発信したりする
使い方がウェブ発信のいいところです。
ここでいう、ウェブ発信は、本サイトのようなブログであったり
ウェブサイト(ホームページ)であったり。
気軽に始めやすい、SNS(facebook、twitter、instagram)などを
指しています。
ウェブ発信をする人の割合では1%ルールが語られることがあります。
1%ルールは、90%の人は閲覧のみ、9%の人が修正など、1%の人が発信する
というルールで、インターネット発信をする人が少ないことの
一つの根拠として語られます。
これよりもパレードの法則の方が全般的には当てはまるという批判もありますが。
いずれにせよ、多くの人は発信ができていない。
そのうち、中小企業であれば、意思決定者がこういった
発信に慣れていない、今ある知識が邪魔をして書けないということが
考えられます。
これらの話から、新しく入社した社員やそれに類するような方の方が、
ウェブ発信が得意な可能性があり、発信の仕事を任せたほうがいいという話を
まとめてみます。
1. 知らないことを知る機会になる
知らないことを知るいい機会になります。
ウェブの発信をする際には、誰も知らない世界の大発明を
発信しても、それをたくさんの人に理解してもらうのは
難しいことです。
それよりも、結構な方は知っているかもしれませんが
初心者や初めて見る方でもわかりやすい内容を
発信しておくほうが、対象が広くなります。
こういった初心者向けの話は、
新しい社員も知らない可能性があります。
知らなければ書く際に調べる必要が出て、
知識を増やすことにつなげられます。
発信するというのは、知識の定着にとてもいいです。
知ってもらう機会としての発信を
顧客の獲得と知識の習得という両側面から活用できます。
だから、新しい社員が発信をすることがいい方法といえます。
2. 純粋な目線で、書ける
発信をするときはシンプルな目線で書くとスッキリ書けます。
また、スッキリ読まれます。
この際に、豊富な社歴がある方が
フォーカスを絞るのが苦手な場合、
どんな論点を発信するか迷ってしまいます。
新しい社員は、このような社歴がないマイナスとして
見られる一方で、範囲を与えられればしっかりと
その課題についてまとめて発信する際の余計な経験がありません。
純粋な目線で調べ上げたことをまとめて発信します。
ウェブの発信は、深みよりも読みやすさで
ウケることも多いため、純粋な目線で書ける新しい社員は
執筆に向いているといえます。
3. 文字発信に慣れている
世代を見れば、電話に注力してきた世代、
手紙の延長のメールなどに馴染んできた世代、
今のようなSNSで多数の方向けのシェアに慣れた世代など
細かく分かれてきます。
採用時にはコミュニケーションへの指摘など
よくある「最近の若いものは」という表現で十把一絡げに
されていることが多いですが、裏返せば
文字での発信にとても長けている若い世代の方が多いです。
得意なことは得意な方にしてもらうことを考えて、
複数の方への文字発信に慣れている世代に発信を
してもらうと、成果が出やすいといえます。
4. 言い訳よりも行動が組織でできる
どうやったらウェブの発信ができるか、
どのようなコンテンツがウケるかなど、
発信に慣れていない世代だと事前準備に時間をかけるのを見かけます。
わかっている方には当然ですが、
発信をしてしまった方が早いです。
新しい社員が書くということは、上からの命令であることが多いはず。
その際には、どういった方法があるかとかいう事前準備ではなく
早めに発信までたどり着きます。
発信は、してしまえば、反響があるなしがわかり、
次の行動の指標にしやすいです。
組織として見ても、偉い人がなかなか行動しないよりも
小さくても、稚拙でも何かしら発信した方が
成果につながりやすいといえます。l
5. 反響が個人にとってプラス
個人にとって反響があるとやる気になります。
若い世代であっても、仕事でたくさんの発信をしている人は
多くないでしょう(プライベートではあっても)。
仕事での発信で、日々平日長時間携わることについて
何かしらのフィードバックを得る機会があれば、
大きな刺激になります。
刺激を受ければ伸びる要素になります。
フィードバックが受けれる意味で教育的側面が高いです。
まとめとして
発信が苦手な中小企業においては、
新しい社員にその発信をお願いしてみる手が
使えることがあります。
うまく発信できていない中小企業においては、
一つの工夫として試してもらうといいかなと。
【編集後記】
緊急事態宣言があけたらすることなど、
家関連の見直しなどをしていました。
早い予約はもう埋まっているので
抑圧されている雰囲気と先を見越す感じを受けます。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(4歳・0歳)】
長男と次男と私で追いかけっこ。
暑くなってきたので、汗だくです。
まだぱっぱと動けない次男がぬいぐるみ状態に
近いですが、私と二人で長男を追う構図です。
家具やらおもちゃやらを巻き込んで。
単純ですけど、盛り上がりました。