ちいさな成功を積み重ねることは、
次のやる気を高めてくれます。
子どもと虫捕りに行ってのやる気の出方で
ちいさな成功が大切なことや、
大人になれば、その成功をわかりやすくするのが
大切だと感じるところです。
分解して取り組む
虫捕りをするまでには、やり方を段階に分けて取り組ませました。
社会人の教育においては、段階を踏ませると良いタイプと
最終目標だけを与えた方がいいタイプとに分かれます。
目標物にもよるのでしょうが、
最近の子は、バイト教育などがマニュアルと段階別になっていることから、
やり方を分解して取り組みたがる傾向が強いようです。
子どもはそこまでの意識がないのですが、
うまくできなさそうなときには段階を踏ませるようにしています。
今回は、
- 虫の見つけ方
- 虫への近づき方
- 網の振り方
- 虫の抑え方
- かごへの入れ方
に分けて教えました。
そして、ちょうちょを狙って今回は捕りにいきました。
特に網の振り方は、何度か一緒に練習をしました。
長いものを振り回すのが子どもは好きなので、
自由にさせれば好き勝手色々と試してくれます。
その意味では自由にさせればいいのでしょうが、
成果(虫を捕る)がほしいのなら最短でできるように
した方がやる気がでるかなと。
最初、うまくいかなかったのが続くと
虫捕りに対して消極的になっているように感じたので。
ちいさな成功で次のやる気を出す
段階を踏んで練習をしている段階では
なかなか積極性が出なかったのですが、
一度うまく捕れるとやる気がぐんと上がりました!
試したことがハマったというか、
こうやればうまくいくんだと納得ができたようです。
そして、納得できたら、
「もう一度、捕りたい!」と思ってもらえました。
自分からもう一度捕りに行くと言ってくれました。
今回は、モンシロチョウを5匹捕まえました。
そのうち子どもが自分で初めて捕まえたものと
追加で試して捕まえた2匹が含まれています。
成功やKPIを設定する
大人になるほどに、何が成功か、何をなしたらいいのかがわかりにくくなります。
だから、こういった目に見えるちいさな成功や
独自にKPIを設定するのがとても大切です。
モンシロチョウを捕まえる、数を多くする、はとてもシンプルです。
「見つけたら捕まえる」の繰り返しで
その成功が高まるように見えます。
これが大人になれば成功の度合いがわかりにくいです。
営業部門であれば売上というものさしが定量的で
モンシロチョウの数のように目視しやすいです。
でも、管理部門はわかりにくいです。
また、営業部門であっても
「部下のやる気を出させる」なんてものは
これまた目視しにくいものです。
わかりやすい指標に落とし込む必要があります。
わかりにくい法務部の目標をKPI化した例として
【KPI】パートナーは毎週20点、アソシエイトは15点を目標
・面談(来社) 1点
・面談(訪問) 2点
・ランチ 3点
・ディナー 4点
・役職者と接触できれば+1点、
法務部以外の方と会えれば+1点
なんてものもあります。
わかりにくい目標は定量的に落とし込んでいるいい例です。
まとめとして
ちいさな成功がやる気につながるのは、
子どもを見てて思い出させられることです。
大人になると、成功が何か抽象的になってきます。
そういうときには成功を定義する、
わかりやすく測ることで
成功を可視化することが大切です。
大人であっても成功したと感じれば
やる気がでるものですし。
なんとなくマンネリ化している人や
刺激が減っている方なども、
こういった成功を香辛料にして
継続やモチベーションにつなげるといいです。
複雑な目標に向かっている方で、
少し何か変えたい方は試してみてください。
【編集後記】
緊急事態宣言で書店が閉まっているのは不便ですね。
すべての店舗ではなですし、しょうがないんでしょうが。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【子育て日記(4歳・0歳)】
今回の虫捕りが気に入った様子です。
まだ時期ではないのですが、
面白そうな虫が捕れそうなところを探してみるつもりです。