断捨離やモノへの執着がない時代になっています。モノよりも経験が重んじられる傾向が強くなっています。
しかし、それでも家の魅力が薄れたわけではありません。一昔前はほとんど全ての人にとって家が最優先の満足対象であったのに対し、今はい家以外にも分散化したというのが正確でしょう。
人それぞれで考えが違うのですが、(経済的な目線も検討した上で)買って満足するのであれば買った方がいいのです。というのも、年齢を重ねたり経験を重ねるほどに、「ものを買って満足する」ことが少なくなっていくからです。
家を建てるなら小さく建てましょう
家を建てると、いくらでも広くなってきます。よくある例をあげてみます。
- リビングは20畳くらいほしい
- キッチン・洗面・洗濯などの水回りは一つの導線がいい。もっといえば干し場までも近い方がいい。
- お風呂は1.25坪の大きいサイズなら家族一緒に入れる
- 自分の書斎がほしい。奥さんの平置きできる書斎もあったらいい
- 庭がほしい
- 日光が当たるようにしたい
- 駐輪場や駐車場で、ファミリーカーや人数分の自転車が 置けるようにしたい
- ・・・
これを計算していくと、一体どれくらいの大きさになるでしょうか。膨れるだけです。膨れるのは土地や建築面積だけではありません。費用も膨れていくのです。
そう考えれば、家は上手に機能を重ねて小さめに作ろうという発想になります。
一坪少なくできないか
地域によって違いますが一坪100万円と仮定し、建築面積は一坪65万円くらいとしましょう。2坪減らすということは、330万円の削減になるのです。
ちょっとの差が大きな差となります。
また、家は面積分建っていればいいというものではなく、質もあげたいと考えます。寝室には調湿のできる壁紙を入れたい、とか。予算への影響が小さくても大きな効果が得られるチョイスがたくさんあります。自分の優先度を整理した上で、小さい面積の質を上げて豊かな空間にしていくことが、結果として満足につながります。
家は足し算より引き算で
結論として、家は足し算より引き算で考えて優先度合いを整理して行きましょう。
家を小さくすると自慢はできないように感じます。しかし、見栄を張るためだけに重いローンを背負うのは本末転倒です。「あれもこれも」ではなく、「あれとこれ」と言えるまで自分の欲求を考え、できる限りシンプルな家を作るようにしましょう。
また、ものより経験の時代。その中で、家を買うことが満足につながる人はぜひ家を買いましょう。ものを買って満足できることが年齢とともに減っていくからです。予算などの現実もありますが、ほしい時期にはぜひ動いて調べてみてください。
【編集後記】
年末の仕事も急ピッチで続けています。時間をあけるより、いまやり切ってしまいたいです。とにかくできるところまでどんどんやるつもりです。
【昨日のはじめて】
NIVEA CREAM
【子どもと昨日】
朝から元気です。朝に起きて自分の時間を作ろうと推奨しているやり方もありますが、子どもに4時に起こされる毎日です。夜に遊べない分、朝暗いうちから一緒に遊んでます。