集合教室でセミナーを受けてきました。
受講をしてみて、集合セミナーと個別コンサルを受ける場合の価値の違いということに目が向きました。
提供側として、全体に対するセミナーと個別コンサルティングの価値の違いについてまとめてみます。
全体に向けたセミナー
セミナーの場合は、全体に向けたセミナーになっています。
個人事業主向けというセミナーであっても、講師側が頭に描くスタンダードな対象がいます。
Aという仕訳はできるけれども、Bという仕訳はできないとか、課題となっているのはどこかなどは、その人に合わせて作られます。
だからといって、そのスタンダードな対象が自分と同じとは限りません。
合わない場合には、自分ができないところだけれども説明が薄いことがあります。
とある会では、自分への内容は少し薄かったです。
その場合は、自分が選んだコースが合わなかったという可能性があります。
ただし、本当にピッタリ合うものがない場合があります。
特殊な事例など、自分が考える内容がない場合、個別のコンサルティングを受けて内容を聞いていったほうが、同じ時間で実りが多いです。
価格が高くなるかもしれませんが、既製品の服が合わない場合と同様に、合うものが存在しない場合は、オーダーメイドがいいということになるでしょう。
自分に落とし込む仕事は自分で
全体へ向けたセミナーである場合に、自分に合わない内容があるのは述べた通りです。
かつ、その内容を自分に落とし込む仕事は自分で行わないといけません。
個別コンサルティングをした場合に、よく聞かれるのは次のステップです。
次にどうしたらいいか、次までに何を考えたらいいかなどを聞かれて一緒に考えることがあります。
課題を考えることによって、紹介した内容を消化しやすいですし、疑問点を自分に落とし込みやすいです。
セミナーの場合には、この作業は自分で行う必要があります。
できる方であればそれでいいです。
しかし、できない場合もあります。分野によってできないという場合もあります。
また、あくまで自分の目線で考えるため、その尺度が合っているか、不明な場合があります。
質問をして補ってもらうなど
個別コンサルティングと全体セミナーの違いを考えた場合に上記の点は顕著な違いです。
全体セミナーの場合、個別の落とし込みのヒントになるように、質問を活用する手はあります。
質問をして自分の理解が正しいか、講師が言っていないことへ適用した場合どうなるかなど、意見を聞くことが可能です。
こうやって補うことは可能でしょう。
一方、全体の前で自分のことを大っぴらにしにくいことがあります。
税金関連で、特に顕著です。
みんなの前で家族構成やら事業の収益などの額を言いにくいはずです。
こういう点も、個別コンサルティングの価値が出やすい点です。
まとめとして
全体セミナーがいいか、個別コンサルティングがいいかを選択する際には、カリキュラムが合っているか、個人情報の開示範囲がどれくらい必要化を考慮することが重要です。
セミナーは広範な知識を得るのに適していますが、個別の問題に対する解決策は個別コンサルティングでしか得られない場合があります。
価格差などもあり、一長一短も考えられます。
選択の参考にしてみてください。