住信SBIネット銀行は、住宅ローンを借りるときに最優先の貸手です。金利が安いためなのですが、賃貸併用住宅を作る際はどうでしょうか。実際に住信SBI銀行に相談に行ってみました。
予約の取得と当日の担当者変更
前もって連絡をし予約を取ってから行きます。SBI関連の相談というのは、SBIマネープラザというところで相談ができます。
あらかじめ聞いておきたいことの連絡をしておくと、当日スムーズです。担当者はプロの方ですがお金関連の相談は多岐に渡ります。意図にあった質問に答えるやすくしておいた方が回答を得やすいので、聞きたい点は事前の連絡ではっきりさせておいた方がいいです。
今回も、予約を取ってから向かったのですが、当日は急に担当の方がおやすみなり急遽、別の方に対応をしていただきました。
住宅ローンの相談は具体案件があった方がわかりやすい
相談しにいく場合は、具体的な案件を持っていった方がわかりやすいです。買いたい物件、建てたい物件がはっきりしていなくても相談はできますが、ホームページに載っているようなことと回答内容が変わりませんでした。
平面図を持っていくことで銀行目線での間取りのチェックはしてもらえます。
注意点としては、銀行の審査部がその場で対応してくれるわけではないことです。これは、他の銀行でも同じですが、審査の正当性を分けるために審査部と相談窓口を別にしてあります。ですから、応えていただいたとしてもその内容の一部は実際の融資時に変わることがあると、答えていただいた方には念押しをされました。
賃貸併用関連で聞いたこと
一般の住宅と賃貸併用住宅の融資で気になった点は2点です。
一つは、賃貸併用住宅の自宅部分の割合。もう一つは、つなぎ融資です。
住宅ローンは自宅の建設に貸してくれます。賃貸物件を建設するときには貸してくれません。日本は政策的に自宅に対しての融資金利が安いです。しかし、賃貸物件に対する金利はその2倍以上します。自宅を持つ人を増やそうという意図はあっても賃貸物件を同様の金利で増やさせようとは考えていないのです。
賃貸併用住宅は、自宅+賃貸物件という建物で、その割合によれば自宅部分と同じ金利で賃貸部分の融資を受けることができます。ではその割合とはどういうものでしょうか。
回答としては、「50%以上が自宅部分であることが必要」というものでした。実際に質問に行った際も同じ回答でした。WEB上にも同様の回答があります。
ご利用可能です。
土地の購入資金と建物取得資金の全額がお借入れの対象になります。
ただし、賃貸住宅部分を除く居住部分の床面積が、建物全体の床面積の2分の1以上であることが必要です。
もう一つ気になった点として、つなぎ融資が受けられるかです。
この点は、住信SBIネット銀行ではなく連携できるローンのアプラスというところが貸してくれます。住信SBIネット銀行は、調べた時点ではつなぎ融資を行なっていませんでした。
キャッシュフローをどうやって用意するか、あらかじめ予測を立てて対策する必要があります。
それ以外の点は、通常の住宅ローンを借りる場合も賃貸併用住宅を借りる場合も大きな差はありません。気になる点があれば、実際に足を運んで聞いてみるといいです。土日は混んでいますので、年末年始の空いている時間に早めの予約をしてみましょう。
【編集後記】
あっという間の年末です。自由な時間で三重県あたりに行こうかと考えています。
【昨日のはじめて】
知らない人とレジ直し
【子どもと昨日】
朝に時間をとってゆっくり遊びました。夜は、仕事が押してしまい会えずじまい。