人は社会的な生き物。他人の発言がきになってくることは当然あります。しかし、他人の様子を見る頻度が多くなりすぎると、発言がしにくくなってしまいます。人の社会性の根幹には、比較が根付いているので、ここから抜け出すのは意識が必要です。何が主体かを確認して、接種分量を意識するべきということについてまとめてみます。
社会形成での比較
人は比較することで自分の状態を理解していきます。もっと言えば、自己評価を決めるときに、自分と他人を比較することをものさしとすることが多いです。社会比較理論として理解されるこの行為は当然のやり方です。
しかし、SNSが当然に使われる昨今では、幸せな人や成功者が目につきます。また、普段成功している人でなくても、成功している状態が目について、普段も成功しているように錯覚してみてしまいがちです。結果として、自己評価が相対的に低下します。
人の芝は青く
比べる人は、比べたくなるような人ですから、優秀な可能性があります。優秀な人に弱点はあるかもしれませんが、インターネット上ではその弱点が強みと程よくミックスされて、良さに変換して見えることがあり、なおさらたちが悪いです。
SNSで見えすぎる弊害
他の人のやっていることがよく見えることはしばしば起きます。SNSを見るとそれらが複合してキメラのようにひとつの事象に勘違いすることがあります。
短時間で他の人のハイライトリールを見ることを例にしましょう。一日のことをリールにして見どころを数十秒におさめているのであれば、凝縮して幸せなことが一日で多くあるように見えます。1週間のことをリールにすれば、密度はもっと上がります。
成功を基準においてしまうと、自分の評価は相対的に落ちるのは最初に言った通りです。どんどん見えすぎるようになっている感覚は、あります。
対処方法
SNS時間の抑制など
人が他人を気にするのは、自然なことです。しかし、最初にお伝えしたような発言の抑制につながらないように、SNSを使う際の抑制を用意するべきでしょう。具体的には、
- SNSの使用時間を減らす
- SNSの使用時間帯を限定する
- リアルな関係を大切にする
- 自己受容を高めるように意識する
- 生活の中での達成や楽しみを増やす
などが考えられます。
今と過去の比較
比較体について、他人ではなく、過去の自分と現在の自分の対比に意識をシフトすることも良い方法です。連続性を持って公平に評価する指標として、過去の自分はうってつけです。
小括
他の人の発信情報を得るのは、自分の発信につなげるためという目的がないですか。もし、それが目的なら、上手にバランスを取って情報収集をしていくべきでしょう。比較をほどほどに置くことがこのときのポイントです。
【編集後記】
新規の打ち合わせに。
はたらく細胞BLACKは、本当にブラックですね。
【運動記録】
ストレッチ○
【子育て日記(息子6歳10ヶ月、息子3歳3ヶ月)】
新学期。親の方が用意するものに気を使います。「持ってくるときに伝える」と言ったものを先に持ってくる家庭があると、子ども自身は気になるようです。臨機応変にいかないといけないのでしょうが、適度に合わせておきます。