Win-Winは、交渉事でよくある形。
交渉をまとめるために言われることが多いです。
でも、本質はそれだけでなく、次につなげるために必要ということです。
いい過程があるか
いい交渉でなければ、その結果のビジネスでなければ次につながりません。
交渉は、過程と結果の両方から成り立ちます。
過程をきっちりすることに費用はかからないでしょう。
だからこそ工夫をしたい点です。
うまく進めれば、追加の金銭的な支出がなく、上手に進んでいると感じてもらえます。
逆にうまくいかないと、追加の金銭的な支出があっても、うまくいっていないと感じられる可能性があります。
過程の質を上げるのはワークショップの考え方
納得できる合意が取れる過程かは、ワークショップの考え方を使うと上手にいけます。
お互いの意見をちゃんと出していたでしょうか。
意見出しをきっちりとするのかは、内部・外部で温度差が出るかもしれません。
それでも、当たり障りのない進行では、うまい過程が築けません。
求めたら終わりというだけでなく、それぞれに聞いたり雰囲気をつくったりというのが、ワークショップで求められる点です。
また、上手にそれをまとめているのかも大切です。
「話し合いのプロセスは十分だったか」という一言で片付けるのは乱暴でしょう。
細かく過程を分けて見ておくといいです。
Win-Winは、金銭交渉だけではない
Win-Win交渉は、その結果に注目されることが多いです。
でも、結果の質を上げるのは、過程もしかりです。
過程の質を上げることは、それほど費用がかかるものでなく、ちゃんと手順を準備すれば質を上げる下地ができます。
ちょっとしたトレーニングは必要かもしれませんが、トレーニングだけで結果をなんとなく上げられるのであれば、儲けもの。
その場を進行する権利を持っていない場合、関わらないと感じるかもしれません。
でも、場作りは、リーダーだけがするものではないということだけは言えます。
交渉結果の質を上げるためにも、考えておきたいところです。